ねこちゃんと馬肉の関連 2

皆様お久しぶりです。ハーブホースです。前回の投稿でねこちゃんと馬肉の関連1を投稿させて頂きましたが今回の投稿はその続きとなります。まだ1を見られていない方はそちらからご覧ください!

猫に馬肉をあげることで期待できる効果                             馬肉には「グリコーゲン」と呼ばれる糖の一種が豊富に含まれています。このグリコーゲンは、筋肉や肝臓で合成され蓄えられています。血中の糖分が不足すると、必要に応じて分解されてブドウ糖へと変化し、活動に必要なエネルギーを供給する働きをします。そのため、疲労回復効果や血糖値を調節するなどの健康効果を期待することができます。また、馬肉には「カルシウム」が他のお肉の2倍以上も含まれています。カルシウムは、骨や歯を丈夫にしたり、骨粗鬆症の予防などに効果があります。さらに、「鉄分」が多く含まれているのも馬肉の特徴です。馬肉100gあたり4.3㎎も鉄分が含まれており、この数値は牛レバー100gあたり4.0㎎や、アサリ100gあたり3.8㎎よりも多い数値です。鉄分は、赤血球を作る上で必要な栄養素で、貧血予防も効果を期待できます。

猫に馬肉をあげるときの注意点                             馬肉は他の肉と比べて、O157(腸管出血性大腸菌)やサルモネラ属菌など、食中毒の原因となる細菌が検出されにくいため、生で食べることができます。しかし、だからといって全く食中毒の心配がないわけではありません。生肉は鮮度が落ちやすく、腐りやすいので、猫に生の馬肉をあげるときは必ず新鮮なものを選ぶようにしてください。また、生の馬肉には「ザルコシスティス・フェアリー」という寄生虫が生息している危険性があるので、気をつけなければなりません。この寄生虫は、主に犬と馬に寄生します。猫に寄生するかどうかは今のところデータはありませんが、ザルコシスティス・フェアリーに感染すると、下痢や嘔吐などの症状を引き起こします。リスクを軽減するために、猫に生の馬肉をあげる場合は、必ず冷凍されているものを選ぶようにしてください。馬肉は、牛肉や豚肉と比べると、アレルギーが出にくいとされています。しかし、稀に馬肉アレルギーを持つ猫もいるので注意しましょう。最初は少量だけ与え、様子を見るようにしたください。もし、下痢や嘔吐、目の充血などのアレルギー症状が現れた場合は、すぐに病院に連絡し獣医師の指示に従うようにしましょう。

と、ねこちゃんと馬肉の関連になります。いかがでしたでしょうか!今回も最後までご覧頂きましてありがとうございます。次の投稿も是非最後までご覧いただけると嬉しいです!


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