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どんなアブラを摂っていますか(8)

どんな油を摂っていますか
?の8回目です。

今回は、ギーの作り方を説明します。

グラスフェッドの製品は日本ではなかなか入手するのが困難です。加熱調理にも使えて、おすすめの「ギー」を作ってみましょう。

ギーは、インドを中心とした南アジアで古くから食用として使われてきたバターオイルの一種の乳脂肪分で、無塩発酵バターを煮詰めて、水分やタンパク質、糖分などを取り除いた高純度のオイルです。

バターよりも健康的で、長期の保存に適しています。

ギーは代謝機能やホルモンバランスを整えるビタミンを豊富に含みます。肥満や病気のリスクを下げてくれるなど奇跡のアブラとも呼ばれたりしています。

市販されている無塩バターを使ってギーの作り方を紹介します。

手順1:無塩発酵バターを鍋に入れて、弱めの中火で30分程度かけてゆっくりと溶かします。

手順2:焦げないように木べらなどで混ぜながら加熱をしていきます。表面に白い泡状のものが出てきたら、あく取りですくって取り除きます。

手順3:鍋の底に沈殿した固形物が褐色になって、全体が透明な黄金色になってら火を止めます。

手順4:目の粗い綿布でこしながら、ガラスの容器にゆっくりと入れていきます。

手順5:冷えるまで待って冷えたら冷蔵庫に保管します。数ヶ月程度持ちます。

ギーは熱にも強く、料理に適したアブラです。炒め物や煮物の調理に使えます。良いアブラの仲間にぜひギーも加えてみることをおすすめします。

ひとつの種類にこだわらないようにバランスを考えて良いアブラを日常的に取り入れてみましょう。

ギーを作るのは面倒という方は購入することもできます。

いくら良いからとギーはとりすぎないように気をつけましょう。何事も適量とバランスが大事です。






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