幸せに生きるコツ(2)
幸せに生きるにはに関して、
人間の体は、物質体だけではない
人間の体には
・物質体
・感情体
・精神体
の3つがあって、この3つを意識してバランスを
とっていくようにすることが
とても大事です。
この3つの体のバランスを失っていることが、
現代社会の大きな問題でしょう。
あるひとは、物質体に意識が集中しているために
感情体と精神体からの声が聞こえません。
そして、感じることに関して
お話ししました。
感じるとは、感性を使って、
自分の内部で起こっていることを
観察することです。
それに対して、
感情は、
例えば、恐れを原因として
私たちの内部で、何か解らない
非難の気持ち
落胆の気持ち
困ったという気持ち
が起こることを言います。
これは、感情体や精神体の機能なのです。
エゴの声は、左脳の働きで、
感じることを理解できません。
エゴは、もし、私たち人間が心の中で起こっていることを
本当に感じてしまったら、
そのために生じる恐れや感情にとらわれてしまって
コントロールできなくなると思い込んでいるのです。
そのために、私たちが
感じる
ことを邪魔します。
そうではなくて、私たちが、
ハートから本当に感じるようにできれば、
私たちに起こるどんなことにも対応できる
ということを
エゴは知りません。
私たちは、日々、2つの選択肢を持っているのです。
エゴの声を聞くか
ハートの声を聞くか
ということです。
現代の社会では、高度のテクノロジーために、
多くのコミュニケーションが、
口頭からメール、LINEなど、SNSに依存しすぎています。
これは、精神を乱用していることになって、
物質体や感情体が必要としているものを
忘れてしまっています。
さらに、最近は、テレビのニュースなどに代表される
SNSなどのテクノロジーの影響で、
事実のある一面が強調されて報道されてしまうために
多くの恐れの感情がはびこってしまっています。
この恐れは、私たちの精神体を駆使して老化させます。
こうして私たちが老化すればするほど、この恐れが膨らんできます。
こうして精神体のエネルギーが消耗して、
危機的な状況や予測できない状況に対して
対応できなくなっていくのです。
年齢にかかわらず、老いたひとは、あらゆることに
恐れを感じるようになってしまうでしょう。
そうするとやがて、その人の
物質体と感情体が病んできます。
現在、多くの人々はこの3つの体のバランスを失っています。
この3つの体の働きを理解して
3つの体のバランスを取り戻し、
私たちにとって大事な根本的なニーズに
応えていくことが求められています。
そうすることによって
私たちの個人、家族、職場、社会での生き方がバランスを取り戻し
幸せにつながっていきます。