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食べ物の情報に目を向けよう

食べ物には情報があります。

食べ物の「情報」で体は作られているのです。

食べ物という燃料を入れて燃やしエネルギーを得ているのではないのです。

食べ物はカロリーで見るのではなくその食べ物が持っている情報に着目しましょう。

体は化学工場と思いましょう。

脂質は、それを材料にして体という化学工場で、ホルモン、酵素、筋肉、免疫細胞、内臓、細胞などが作られています。
脂質は、体の中の数多くの化学的な合成や生成に関わっているとても大事な情報なのです。

タンパク質、糖質、ビタミン、ミネラル、カルシウムなども情報なのです。

この情報としての食べ物を減らしてしまうと、人間が生きていくために必要な化学変化が起こせなくなって、様々な障害が発生します。

ダイエットと思って単純にカロリーを減らしたりすることはかなり不具合が生じることになってしまいます。

まず、第一に考えるべきは、
「良いアブラ」を摂るべきです。

アブラすなわち脂質は、体の中で最も多くの化学反応に関係しています

脂質は、ホルモンや酵素の材料として使われるだけではなくて、細胞膜にも使われます。
脳の中の神経伝達物質にもなるのです。

脂質をきちんと摂っていると細胞が生き返って元気になります。
内臓の働きも活発になるし、皮膚や髪も綺麗に美しくなります。脳の働きも良くなって、記憶力や集中力が増します。

体の細胞は入れ替わっています。

ですから「良いアブラ」をとり続けていれば、新しくできる細胞はみな「良いアブラ」を材料としてできた健康な元気の良い細胞になります。

反対にアブラはアブラでも、「悪いアブラ」をとり続けていると、新しくできる細胞はみな「悪いアブラ」を材料としてできた不健康な元気のない細胞になります。

アブラは体の中で脂肪酸に変わって脂肪細胞に蓄えられます。そうすると、脂肪細胞から「満腹ホルモン」であるレプチンが分泌されます。

アブラをとるとお腹が空かなくなり、食べ過ぎになりませんので、肥満になりにくい体になります。

一方、多くの方がたくさん摂っている炭水化物や糖分は、脂質ほど多くの化学変化は起こしません。多くはグリコーゲンに変わり、使われない分は、脂肪細胞に体細胞として増えてしまいます。

さらに悪いことに砂糖には中毒性があって、撮れば摂るほど、甘いものが欲しくなるのです。腸内の悪玉細菌も糖質をえさにしていますので、甘いものを欲しがるように仕向ける物質を出します。その結果、満腹ホルモンであるレプチンが出ていても負けてしまって食べ続けます。

「良いアブラ」摂って、体の機能を高めましょう。シンプルですのでやろうと思えばすぐにでもできます。



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