【コラム】予告編の長さ
こんにちは。今回は予告編の長さ(尺)についてお話します。
普段、予告編を見ている時にはあまり気にしないかもしれませんが予告編の尺にはいくつかのパターンがあります。
パターン1:約90秒
最もよく見かける長さだと思います。概ね30秒ごとに展開が進む3段階の構成になっていることが多く、見やすさと内容の紹介を両立できるバランスの良さが特徴です。
パターン2:約2分30秒
こちらは90秒に次いでスタンダードな長さだと思います。古い映画の予告ほど、これくらいの長さが多くなっているイメージです。ハリウッドの予告はこの長さが日本に比べて多い気もします。
ミステリーや実際の出来事をもとにした作品など、ストーリー重視の映画はこのくらいの長さがちょうど良いと思います。
パターン4:3分以上
かなり珍しいパターンだと思います。3分を超えると飽きてきちゃう可能性があるからです。そのため、見ている人を飽きさせないために工夫が必要になります。この「DUNE」の予告を見てもらえるとわかりますが、3分という長さを感じずに見ることができると思います。この予告が飽きない秘密は構成にあると思っているのですが、僕自身がまだ未熟なので都度、研究しています。
理屈はわからなくてもこの予告のすばらしさは肌で感じられると思うので、ぜひご覧ください。
番外編:約30秒
”特報”と呼ばれたり、”TVCM”という枠に区分されていることが多い気がします。ストーリーのあらすじだけを見せたり、シーンを細切れにして断片的に見せることが多いです。尺が短いため、どの情報を見せるか、どこまで情報を削るかを取捨選択するのが難しそうです。
今回は以上です。予告編の長さはあまり気にすることのない情報かもしれませんが、少し注意してみると予告の特徴や制作者の工夫などが垣間見え、より楽しめるかもしれません。
それではまた。
へぷた