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俺が食べたいのはこんなんじゃねえ!!!!!

私は彼女と同棲し始めてから月に1回お祝い日を設けている。ただただ一緒に住んでいる何気ない1日を祝う日。人生は楽しんだもん勝ちだ。

で、ある月のお祝い日に彼女の提案で都内のあるヴィーガン専門店にランチに行った。

先に言っておくが、私も彼女もヴィーガンではないし、私自身はヴィーガンに対して特に何も思ってないというか、興味がない。

彼女が行きたいというのでそのお店に行ったに過ぎない。


こじんまりとした店内にいるのは私以外全員女性。

席について注文を始める。私はカレーを頼んだのだが、その注文したカレーが来た瞬間、一瞬だけ大きな「イラッ」が脳裏をかすめた。

確かに美味い。うん、美味いよ。うん、美味い。
その時はただそれで終わった。


帰る道中、ホームセンターに寄って、そこで発した彼女の何気ない言葉に激昂した。

彼女に対して罵声を浴びせたり等は特にしてないが、彼女に対してものすごい怒りが沸き起こってくる。

そもそも私自身が彼女に対してこんなにも怒ることはないし、そんな何気ないことで怒ることもない。



それでもずっと怒りが収まらず、ただただその怒りを抱き締めているといきなり

俺が食いたいのはこんなんじゃねぇ!!!!!!

という激しい自分への怒りが湧き上がり、号泣してしまった。


と同時に、あのヴィーガン専門店のオーナーやそこに集まる方々が走馬灯のように脳内を駆け巡った。

私自身は普段から食べたいものを食べており、食べたくないものは食べてない。

そもそも食べたいものも食べたくないものにもあまり興味がなくなってしまっている。
その私がこんなにも激昂して号泣しているのだ(笑)



私はそのような本当は食べたいものがあるのに我慢してヴィーガンにしている方々の想いを抱え、急に思い立ってフレッシュネスバーガーに行きハンバーガーをむちゃくちゃ食べてやった。

ほらほらほら、食べていいんだぜ?肉でも魚でもなんでも食べていいんだぜ?食べちゃいけないって思いこんでるだけだぜ?


結局、一番の不健康は食べたい時に食べたいものを我慢することだ。

その我慢の集合体が私の身体を通して、怒りというカタチで表れた。

食べたいなら変な情報に振り回されるのではなく、本心に従って食べたら良いんよ。それが一番の健康だ。


あぁ...ハンバーガー美味かったな。

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