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パリンっガリガリっ天ぷらうどん 山口県下関市「桃太郎本店」
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山口県下関市の唐戸市場近くのアーケード商店街に赴きある佇まい。昭和24年頃の創業という「桃太郎本店」。店頭の看板も然り、桃太郎と言えば「天ぷらうどん」。気泡が弾けた跡が無数に広がる平べったい天ぷらの黄色に、小海老の赤。そして、天ぷらに微かに透けるネギの緑に萌える。
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一風変わった見た目の天ぷらは食感も独特。パリンっと割れて、ガリガリはぜる。もしかすると揚げ生地に米粉を使っているのだろか?あたかも煎餅のような芳ばしい風味が、昆布だし滋味なスメに豊かなコクを演出。細うどんのスルスルフワフワ食感ともすこぶる相性良し。
「創業者である先代は、意外にも元会社勤め。一念発起して開業を決意、資金作りのためアサリ採りやお饅頭を売り、うどんを食べ歩き研究。奥様の同級生が麺屋さんだったことも奏功し、努力と縁でお店の礎を固められたそうですよ」
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うどん好きの創業者の創意工夫がうけて、今や下関市のソウルフード。メニューは豊富だが、客のほとんどが天ぷらうどんを頼んでいる。中には「二枚入り」を頼む常連客も。ここでしか啜られない、老舗のご当店うどんが楽し旨し。
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桃太郎本店
山口県下関市唐戸町1−13
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