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への麺山歩🍜⛰️ 〜大分県「万年山」と大分県日田市「中華さと」〜

 今が盛りのミヤマキリシマを訪ねて、大分県万年山を山歩。群生地が2ヶ所あり、八合目群生地は牧草地とのコントラスト、御花畑群生地は約5ヘクタールの広さに広がるミヤマキリシマが楽しめる。

メサ台地の穏やかな山、万年山

 吉武台駐車場から八合目群生地を経て山頂。縦走コースを鼻繰分れへ下り、御花畑を経て、林道コースを吉武台へ戻る。きつい登りや下りは300mほどで、楽々山歩。途中、トイレや調理施設、休憩ベンチなど備えてあるし、来季は山歩嫌いなカミさんを誘って歩くか?

八合目群生地
縦走コースにも、そかかしこ
御花畑
4万ヘクタールに色とりどり
山頂からは阿蘇山も望める絶景

 行動食のみで4時間弱山歩きして、さぁ昼麺。車で1時間弱移動して、大分県日田市の日田駅前「中華さと」で「プノンペンラーメン」。

大分県日田市「中華さと」

 「ぐらんざ」の「福岡麺人生38杯目・各地に伝わるプノンペンラーメン 中華さと」によると、「『プノンペンラーメン』は(中略)戦時中にカンボジアにいた復員兵が現地の味を再現したもので、大阪・堺で流行ったらしい。既に復員兵は亡くなっていたが、ファン2人が味を伝承し、別々に店を出していた」とある。中華さとの店主・里末吉さんは、「鹿児島の徳之島出身。高校卒業後、大阪に出て中華料理の世界に入った。プノンペンラーメンとの出合いは20代の頃。パンチがあるわけではないが、徐々にうまみが来る。そんな味わいにはまったという。」

プノンペンラーメン

 平成5年、妻の実家がある日田に移り「中華さと」を開業。当初はいわゆる普通の中華料理店だったが、1年半程がたった頃、大阪時代から味をまねて自分なりに作っていたプノンペンラーメンを出すようになったのだとか。

ハラペーニョの酢漬け?とニンニクパウダーでカスタマイズ。サータアンダギーのデザートサービスあり。

 かつて啜った大阪府堺市「プノンペン」と、限りなく同ベクトルな味わい。誤解を覚悟で例えるならば、すっきり醤油もつ鍋スープ。微かにあっさり広がる醤油タレの旨みと、微かに広がる肉とニンニクのコク。それに、トマトの甘みとセロリのほろ苦味も加わり、独特美味な味わいに。合わさる麺は中太縮れ。コシッと強腰を噛み込むほどに漂う小麦感。小松菜らしき青菜のシャキシャキ食味とのコントラスト&ハーモニーも楽し旨し。

福岡県朝倉市「香魚」の「稚鮎の甘露煮」

 帰宅後は風呂に入り、帰路途中に福岡県朝倉市「川魚料理香魚」で買った、この季節ならではの「稚鮎の甘露煮」を、買い置いていた滋賀県長浜市「七本鎗」の新挑戦、シェリー樽仕込み「木ノ環」と合わせ、悦楽晩酌。

七本鎗の「木ノ環」

中華さと
大分県日田市元町13−20

川魚料理 香魚
福岡県朝倉市古毛837

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