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ああ、勘違い

もみ屋さんって
どういうわけか、自信家が多いようで。

昨日来られたTさん(50代男性)のお話。

以前通っていたセラピストさんって
説教するんですよ
「お酒やめなさい
 お酒なんか飲んでるから
 腰痛が治らないんだ」
とかなんとか
もうずーっと説教です
人格否定的なことも言われて
それでも施術がうまいので通ってたんだけど
ここ(うちの店)を見つけたので
スッパリやめました

とのこと。

俺はなんでもわかってる風の
強烈なオーラをビンビンだしている
態度のデカいセラピストは結構多いです

説教って
絶対ひっくり返せない
圧倒的な立場の差、例えば、
親と子とか
信者と教祖とか
芸事の師匠と弟子とか
それくらい差がないと
相手には届きません

上司と部下、
教師と生徒くらいの関係性で
とくとくと説教なんか垂れると
陰でバカにされるのが落ちです

でも
セカオワの歌にもありましたが
説教ってぶっちゃけ快楽
なんですよね

さらにシニアになると
周囲が若造だらけになるので
余計、説教の快楽にはまりやすい

ジジイがうっとうしいのは
こういう構造があるんだと思います。

つい先だっても
福岡のどこかの市長(70代)さんが
「女は子を産んで一人前」
みたいなことを部下の女性にのたまって
袋叩きになってましたが
これも「説教の快楽」にハマった爺さん
の構図でしょうね、きっと。

市長さんと違って
だれにも話を聞いてもらえないジイさんは
お酒飲んで勢いをつけて
だれともなく大声で
政権や世相批判をしたりする

新橋の蒸気機関車の前や
一杯飲み屋なんかで
よく見る光景です

ああ、かっこ悪い

セラピストごときが
お客さまに説教するなんて
勘違いもはなはだしい

新橋の爺さんは無視して
通り過ぎればいいですが
施術を受けているお客さまは
ベッドの上で逃げられないですから

たまに
「先生」
とか
「ゴッドハンド」
なんて言われてるうちに
ついその気になっちゃうんですよね
セラピストって

こういう話を伺うと
その罠に絶対ハマらないように
気をつけなきゃと思います

Tさん、続けて通っていただいているので
いまのところは大丈夫みたいですが^^;


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