大阪大法学部編入を目指す人が一通り把握しておきたいデータ
大阪大法学部編入データ
◎倍率
12/87(H20年度)
14/83(H21年度)
10/51(H22年度)
11/81(H23年度)
6/78(H24年度)
5/72(H25年度)
6/56(H26年度)
6/41(H27年度)
7/49(H28年度)
4/48(H29年度)
3/35(H30年度)
◎試験科目
第1次選考(英語・社会科学系論文 計2科目 配点不明)
◎志望理由書
有り(3000字程度)、志望理由と研究計画の事を書いたもの
◎法学(論文試験の傾向)
試験時間は2時間で2問の事が多い。
①法学概論、②社会科学全般の知識が出題されることが多い。社会科学は、政治・国際関係・経済等が出題される。そもそも文章が難解なものが多い。また、時間制限が極めて厳しいので事務処理能力も問われる。1問目も2問目も5頁の本文(計10枚弱)があり、読み込んで答案構成するのに1時間弱の時間がかかる場合もある。平成30年から問題が回収されているため、予備校等に行かないと過去問が公開されなくなる可能性がある(予備校でも完全な再現は難しい)。
◎英語系スコアの提出の有無
提出する義務はない。独自試験を試験当日にする。
◎2年卒業率
高い
◎編入した際の単位認定
50~60単位認定されることが多い。
◎編入生用ガイダンスの有無
なし
◎ゼミ選択の自由度
高い(一般生の後に決定、希望が通ることが多い)
◎ゼミや卒論は必修か
ゼミは必修
卒論は必修ではない
◎編入生の単位登録上限
なし
◎過去問の出題テーマ
①首相のリーダーシップを強めるため1990年代どのような改革がなされたか。
②認知症患者が遮断機を越えて踏み切り内に立ち寄った。通過した電車に轢かれて死亡し、電車の会社は振替輸送費や事故処理代で1000万円負担した。認知症高齢者による事故の場合、家族や電車会社、社会はどう損害を分担するべきか。(H30年度)
①自由と公共性の関係と社会保障は自由にとってどのような意味を持つか
②代議制民主主義と議会の両義性について(29年度)
①悪法論争と憲法解釈の特殊性
②日本銀行の特殊性と政治的中立性の意義(H28年度)
①司法権の概念についての通説とその批判の論理構造
②民主主義体制のへの移行とその過程で生じる問題(H27年度)
①グローバル化と経済依存
②東アジアの共通性と異質性(H26年度)
①先例に従った法的発想
②ナショナリズムとコスモポリタニズム(H25年度)
①政治家と官僚の望ましい関係
②リスクと政策決定(H24年度)
①量刑の重さとその考慮要素
②国家の壁は低くなっているか否か(H23年度)
①専門的職業と名誉
②日本の経済モデルとその変容(H22年度)
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