オマエノモノハオレノモノ
社長貸付金の計上が「社長による使い込み」を示唆するものであることに触れました。
この点を更に深く語るに当たり、社長さんによくある傾向について語らねばなりません。
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中小企業の社長さんには、こういうタイプの方が一定数います。
・会社のお金はオレのお金
・会社の借金は会社の借金
・・・う~ん、都合が良すぎますよねぇ・・・?
こうやって文章にすると際立つのですが、案外とこれが当たり前のことだと考えている人は、結構いたりします。
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一方で、お金を貯められる社長さんはこんな感じです。
・いまもらっている給料は「税金を安くするため」に仮設定したもの
・もらった金額からある程度は貯めておき、会社に何かあった場合にはすぐお金を出せるように個人で貯めておく
このような考え方の社長さんは、割とレアです。
ただ、やはりこういう方の会社は、資金留保や資金管理はきちんと出来ているよな~というのが、素直な感想です。
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繰り返しになりますが、生活費の制御が会社の資金繰りに与える影響は、本当に大きいのです。
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