いろいろ騙されて来た素晴らしき日々。これからは自分で自分を騙そう。【BACK TO THE 20th】
「来てます来てます」
あの頃、ハンドパワーは本物かそれともトリックがあるのか、というハンドパワーの暴き合いをする番組がありました。
僕は純粋にハンドパワーを信じてる側。
ハンドパワースゲーな!
疑うことをしませんでした。
Mrマリック。
「このスプーンがグニャリと曲がります」(通訳)
翌日の学校ではスプーンまげで大にぎわい。
給食中にフォークスプーンを曲げようとして怒られる男子。
外人ってだけで凄さぷんぷん漂ってました。
ユリゲラー。
「深夜零時に合せ鏡を覗いたら将来の自分が見える」
怖いものの話の一環でこんな話がありました。
怖いけど、やってみちゃうのが人間の性。
子供な自分がいっぱい映ってただけなんですけどね。
真夜中の鏡。
「見てください、ここから手だけが映っているんです!」
写真を取り扱った番組、たくさんありました。
校庭に霊が見えるって子、学校中に一人二人は必ずいましたよね。
心霊体験。
「この写真に映っているのは未確認飛行物体です!」
偽物写真がいかに偽物かがいっぱい暴かれてましたね。
でも、その中のどれかは実は本物なんじゃないか。
そう思ったりしてました。わりと今もUFOはいるって信じてます(笑)
ピンク・レディーでもヤキソバンでもないよ。
UFO。
「ネス湖にネッシー発見!」
キャー、ネッシー!
「テッテレー」
騙されている人を見るのは面白いですね。
今はビックリさせる系が主ですけど(コンプライアンス的に?)、現実に起こり得そうな絶妙で妙にリアルなどっきりもたくさんありました。
騙された人がガチで泣いちゃうやつはちょっと怖かったですけど。
どっきり大成功!
「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」
リアルタイムにこの1999年7月経験してない人には驚きでしょうが、これを取り扱った番組めちゃくちゃ多かったです。
毎年毎年、1999年7月が来るまであの手この手でやってました。
大の大人が真剣に討論してる番組もあったり。
僕は20歳にならずに人生を終えるのか……
わりと本気で思ってました(笑)
予言系って、その時が来る迄はほんとか嘘か証明仕様がないのでずっとドキドキするんですよね。
ノストラダムスの大予言。
とまぁ、ささっと思い付くだけでもこれだけの気持ち良く騙されて来たことが20世紀にはいっぱいありました。
人を騙すのは本質的には良くないことですけど、今の世の中もっと楽しく騙す要素があっていいんじゃないでしょうか。
なんだか最近、ちょっと世の中にいい騙し要素が少ない気がします。
なので、自分から騙され要素があるモノに足を突っ込んだしています。
ちなみに最近では、一歩踏み込んで自分で自分をだますことに注目しています。
僕は
「母乳授乳以外は何でもできる!」
って自分をだまして(何の根拠もないから)育児をやってきました。
おかげで、男性として育児をする上でなんにも不安はなかったです。
20世紀にいろいろ楽しく騙されてきたおかげかな(笑)
みさなんも、一度自分で自分をだましてみてはいかがですか?
結構いい成果出ると思いますよ。
さてと。
僕はシュフになります。
それではまた来週火曜、書くンジャーズでお会いしましょう。
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