ラジオ

好きなものを大事にする。
思い詰めたり心が苦しい時は、好きなものさえどうでも良くなってしまう時がある。
でも、少しでも元気があるなら好きなものは大事にしたい。
僕の場合、ラジオ、サッカー、音楽、本。

特にラジオはやっぱり最高だ。
今日はそんなことを思った。

久しぶりに霜降り明星のオールナイトニッポンを聴いたらやっぱり異次元に面白かった。分かってはいるけど極上の内輪ノリ。せいやと粗品はピンでも活躍しているけど、やっぱりラジオの二人のトークが好き。一人一人才能がずば抜けているけど、二人でラジオでバカな話をしている時間が大好き。

ラジオは聴くとその人のことが好きになる。オードリーもCreepy Nutsも星野源も菅田将暉もマユリカも、ラジオを好きとその人が大好きになった。あの狭い空間で、世間のどこにも焦点を合わせず、パーソナリティの声だけで馬鹿馬鹿しくて無意味で下品で、でもほんのたまに考えさせられ涙する時もある、そんな最低で最高な時間を提供してくれるラジオが本当に大好きだ。学生の時はラジオ(特にオードリー)のおかげで孤独でどうしようもない夜をたくさん超えられたと思う。日常が楽しくなりラジオにそういう役割を求めなくなり少し離れた時もあったけど、今また人生の動かし方が分からなくなって孤独な夜が多くなっている。しんどいけど、そのおかげで僕はまたラジオの魅力を再確認できている気がする。どうしようもなく苦しくても一人でラジオから流れるバカな話を聴いて笑ってる自分が懐かしくて、なんか嬉しい。変な感情だけど、やっぱりラジオは大切にしようと思った。