レールがない難しさ

俺はレールに沿って生きてきた。
大学受験をし、就活をし、世間的には良いとされる会社に入った。それで幸せになれると思っていた。今考えるとそこに根拠は何もない。

ある程度適切な業務量で経済的に安定することは事実だ。ただそれが幸せかどうかは別の話だ。

社会人3年目までは、必死に頑張って会社で成長しようとしていた。
しかし、4年目以降その糸が切れてしまい、給料がもらえているだけでいいと思うようになってしまった。一日中パソコンを前にして作業をする。しかしそうなると何も面白くない。Windowsのロック画面に映る綺麗な海外の景色でさえも虚無に感じてしまう。
正直今はどう生きればいいか見失っている。

今まで敷かれていたレールが今はない。
たまたま勉強が苦ではなかった俺にとっては、レールに沿う生き方は楽だし大人からは褒められるし良いことづくめだった。そもそもその時はレールに沿っているという感覚すらなかった。
それが社会に出て厳しさを実感した途端に、レールに沿っている自分に疑問符を打ってしまう。レールに沿って来た人間は確かなレールがないと生きるのが極端に難しくなる。

最近はそんなことを考えすぎて、頭がぐちゃぐちゃになっていたが、一旦難しいことは置いといてもう一度大学生みたいに自分を磨こうと思う。

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