美しい鰭

スピッツの新曲「美しい鰭」がたまらなく良い。
俺が良いと思う曲や好きな曲には2通りのパターンがある。
1つは最初に聴いた時はなんとなく良い曲だなあと感じるくらい(もしくは特に何も感じない)だが、何回か聴いていたり、何かのタイアップで聴いたりと特定のタイミングでどハマりするというパターン。
もう1つは一目惚れならぬ一聞惚れのパターン。これは初めて聴いた時にビビッとくる。歩きながら聴いていたり、作業をしながら聴いていたりと、特に音楽に集中していなくても、初めてサビを聴いた瞬間全神経が耳に集中しそのメロディーに自分の身体が入り込むような感覚になる。
今日聴いたスピッツの「美しい鰭」はまさに後者のパターンだった。そういう曲に出会えたというだけで今日は素晴らしい一日だった。そして数々の名曲を世に送り出しながら未だにそういう曲に出会わせてくれるスピッツはやっぱり偉大なロックバンドだ。

流れるまま流さらたら
抗おうか美しい鰭で
壊れる夜もあったけれど
自分でいられるように

今後この歌詞に救われそうな予感がする。

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