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取るに足らない頭の中を、とりとめもなく書き綴る

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七緒栞菜です。書かない日常より書く日常の方がほんの少し心躍る。楽しい日でも、寂しい日でも。毎週月曜夜更新。
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記事一覧

チョキチョキ。かきかき。七緒栞菜

日々をかいつまんでスクラップするかのように、日々のあれこれを自分の中に留めておきたくて週…

hengeni books
2週間前
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悲観的であることに悲観的にならない 七緒栞菜

悲観的であることに悲観的にならない。 これが今の私にとって最も重要なのかもしれない。 新…

hengeni books
1か月前
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indigo la endとi phoneと昼マック 七緒栞菜

 indigo la endというバンドの曲をよく聞く。メンバー全員の名前を覚えていたり、すべての曲…

hengeni books
1か月前

わからないこともわからない 七緒栞菜

悩むと迷うは、きっと違う。 迷うは選択肢が限られている。 悩むは選択肢の幅すらもわかって…

hengeni books
2か月前
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幼い私とキリスト教 七緒栞菜

 3歳くらいの頃からぼんやりと思っていたことを言語化していきたい。  まずひとつめ。悪い…

hengeni books
2か月前
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岩盤浴体験記 七緒栞菜

 基本的に「サウナ」というものを信用していない。諸説あるとは思うが、私個人の考えとしては…

hengeni books
2か月前
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待つことについて 七緒栞菜

人を待つ時間が好きだ。 物を売る。売り場に立つ。 もちろん、少しでも多くの方に来ていただけるようお声がけをする。 誰が来るのだろう。 それは、そのときまでわからない。 期待通りにお越しくださる方、予想だにしなかった友人・知人との再開。 そのどれもが愛おしい時間。 お店に立っている人として人を待つ時間は、見えない未来を信じる時間だ。 一方で、家で来客を待つ時間は、見通せる未来に期待を寄せる時間だ。 今日はあの人が来る。 お掃除しなきゃ。 たまったゴミは出しておかなきゃ

2種類の今を大切に 七緒栞菜

 未来のためにできることは、2種類の「今」を大切にすることだ。  未来の目的に対して「計…

hengeni books
3か月前
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誕生日の日記 七緒栞菜

 四半世紀を生きたってことか。  25になった朝はどんよりとした曇り空だったけれど、悪い気…

hengeni books
3か月前
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でっかくてちっぽけな世界 七緒栞菜

 子どもの頃に、物理的に大きく感じられていた世界の中をたくさんたくさん歩き回れば、大人に…

hengeni books
3か月前
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hengeniの由来と多面体について 七緒栞菜

 私は、シルバージュエリーの制作・販売と私物の古本やzineの販売活動を行っている。屋号は「…

hengeni books
4か月前
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赤、青。金、銀。 七緒栞菜

 赤色は私にとってチャンピオンの色で、憧れながらもずっと苦手な色だった。  空手道の形競…

hengeni books
4か月前
3

私は私が3人ほしい。 七緒栞菜

 私は私が3人ほしい。  ひとりは、新しいことを学ぶ私。 興味の対象が多くある。圧倒的に…

hengeni books
5か月前
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話す・聞く、伝える・伝わる 七緒栞菜

話すのが苦手だとずっと思っていた。中学生くらいまではそんなことはなかったのだが、だんだんと人と話すのが怖くなって、ずっと何かのお面をつけて自分をパペットのようにして話しているような気分だった。 だから、はじめましての人と話すとき「私は話すのが苦手です」と先に伝えるようにしていた。ずるいなあと思いながら、そうしていた。人と話す時に必然的に生じる空白の時間さえも恐ろしくて、黙り込みながら静かに怯えていたり、話さねばと咄嗟に言葉を発して後悔したりすることが多かった。だから、自分が