コンパスは北を指すと思う貴方へ
当たり前だと思ってたことが覆ると、2種類の反応に分かれると思うんです。
変化を恐れて拒絶するか、
未知を求めて瞳を輝かせるか。
コンパスは北を向く、当たり前ですよね?小学校で習います。
しかし実際には、コンパスは北極点(真北)を指すわけではありません。
え?!じゃあどこを指すの?!
答えは「グリーンランド辺り」です。
そもそもコンパスが北を指すというのは、正確には「地磁気の方向を指す」という意味です。
画像: https://www.rohm.co.jp/electronics-basics/sensors/sensor_what2
この画像で言うところの、でっかい棒磁石のS極の端こそがコンパスの指す場所なんですね。
この場所、実験を行った結果北極点とちょっとずれているのがわかりました。
「コンパスは真北を向かない」
面白い事実です。
映画のタイトルみたいですね。
とはいえ微々たる差なので「別にどっちでもいいじゃーん」と言う方もいるでしょう
日常的にはそうですが…
どっちでも良くない時の例を挙げます
例えば登山。
地形図を正確に読もうと思えば、コンパスが指す向きと地図の北を少しズラさなければなりません。
僕も高校で登山部でしたから、ちょっとズラして読図してました。
難しいんですね、これが…
地図の向きは正確にするに越したことはありません。
さて、では「そもそもなぜ地磁気があるのか?」と疑問に持たれる方もいるかもしれません。
今の科学の定説では「ダイナモ理論」で説明されていますが、その話はまた別の機会に。
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