自傷

「良くないもの」だよね
けど私にはそれがないと眠れないし、しんどい時に逃げ道が分からない。
迷惑かけてないと開き直ったことは無い。だって体を傷つけるだなんて親からしたら嫌なことでしょ?
でもほんとにこれがあって言葉を書き残せる環境があるからギリギリ息するのを耐えてる。

誰もそんなこと聞いてないって話だけど…

あの時友達に聞いてはじめて切った
最初はカミソリでゆっくりと薄く皮が切れる位の傷、引っかき傷から始まった。ゆっくり次はカッターで、コツを知って(教わって)強く押付け早く引くそうすると今までより血が出た。気持ちが良かった。ああ痛いこの感情をかき消すほどの心の静寂、トクトクと流れる血への安心感。
あれほど重たかった心が一瞬で落ち着いた。それからはずっと枕元にカッターを忍ばせて寝れない日やしんどかった日切って血が出てその血を吸わせたティッシュを重ねて、そうやって行った。
今では深く素早く多くの傷をつけて滴り落ちる血を見て安心感を覚えるほどに傷つけることに慣れてしまった。それに、どれくらいの頻度なのか確認するためと称して傷口から流れる血を毎回撮ってたまーに昼頃に見返すと傷口をつい摩ってしまう。
よっぽど酷い時なんか、持ち歩いてるミニカッターで小さくガシガシと傷をつけることもあった。上手く切れなくて血が出なくてでも傷を残したくなくて、浅く広く切ってたときは物足りなさから利き手とは反対の腕も切ったし、そと側の脂肪部分?の太ももを切ってまだ少し傷が残ってる、もう傷をつけてから3年は経つのに。

体は心底元気に産み落としてもらえて、風もろくに引かないアレルギーも僅かな私。そして何より寝たら大抵の嫌なことは忘れるタイプで、深く頭に残るような心の傷は基本4日経てば薄れるタイプだ、けど寝る前の心の重さに耐えれる強さは持ち合わせていなくて、にじみ出た心の痛みを体に刻んでほんとに癒されてる。
これじゃ酒やタバコを初めてしまった時にはどうなるのか容易に想像が着くでしょう?
だからやらないの、自分に嫌という程向き合っているし、考えるのは好きだ、それでも自分に合うものや人タイミングは上手く測りきれない人生の中でこの体を傷つける行為に出会って上手く息ができる気がする。この出会いも上手く荒波を捌くためには必要や勲章なんだよ。
誰も理解しない、
なんなら気味悪がるけど、、
こっちがどんな気持ちで傷をつけて朝を迎えるのか、息をするだけで消えてしまいたくなるほどに心が痛む日はどうやって眠ればいいのか分からない人間の
やっと見つけた希望なんだから
見せないし、痛いとも言わないだから、放って置いて。
このキズも私
このキズは私の生きた証
バカにするなら関わらない

案外根暗だし自傷大好きな頭狂ったやつだよ?文句ある?