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CBDオイルの危険性。必ずお読みください。

健康面での多様な恩恵を受けることのできるCBD(カンナビス)は近年急速に広まっています。

一方で、法整備などの遅れから危険性のあるCBDオイルが出てきているのも事実です。

この記事では、現在認識されているCBDオイルの危険性(副作用や違法性)とその危険を回避する方法をお伝えします。

この記事を読めば、安心してCBDオイルを使うことができるようになります。

CBDオイルの危険性(副作用)

まず、CBDオイルには副作用が確認されていることをしっかりと理解しましょう。

多くは軽度のものですが、過剰摂取をすれば肝臓にダメージを与える可能性を示唆した研究もでています。

軽度の副作用
CBDオイルの副作用として報告されているものには主に以下の症状があります。

・疲労
・下痢
・眠気
・食欲の変化
・体重の変化

これらはCBDの研究の際に生じた副作用で、他の薬と相互作用がおきた結果の可能性もあります。

しかし、これらの症状が副作用として報告されている事実はしっかりと心に留めておきましょう。

特に、「眠気」が副作用として現れる方の場合は、CBDオイルを飲んだあとに運転をするのは非常に危険です。

十分に注意するようにしてください。

CBDの副作用に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

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肝臓へのダメージ

まだ動物実験の段階ですが、他のCBDの副作用として「肝臓へのダメージ」が挙げられています。

2019年の新しい研究のため、まだ知られていないことも多いですが、非常に高用量のCBDを摂取すると肝臓にダメージを与える可能性があるという研究が発表されています。

現段階ではマウスを使った実験で、さらなる研究が必要とされていますが、不用意にCBDオイルを過剰摂取することは危険です。

肝臓へのダメージを与える可能性については以下の記事に詳しくまとめています。

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VAPEによるCBD吸入

バージニア・コモンウェルス大学の毒物学者でVAPEにも詳しいミシェル・ピース教授は、「食べるのとは違い、吸い込む際には注意が必要」であるとしています。

その理由は、食べ物よりも遥かに効率的に体内に吸収され、活性化しやすくなるためだそうです。

誤って低品質のCBDオイルを吸入すると、その副作用も大きいものになりえます。

CBDオイルの副作用を回避するには

CBD自体がまだ研究段階のため、完全に回避する方法については明らかになっていません。

ただし、重度の副作用が発生しないようにするには以下の点に注意することが必要です。

まずは少量から始め、過剰摂取をしない


CBDオイルの最適な摂取量は人によって変わるので、決まっていません。

しかし、初めてCBDオイルを利用する場合にはある程度の目安が必要ですね。

CBDオイルの摂取目安を知りたい方はこちらの記事をお読みください。

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信用できるメーカーのCBDオイルを買う

特に気をつけなければいけないのはCBDオイルの品質です。

CBDはWHOもその安全性を認めていますが、法整備が整っていないため低品質なオイルとCBDを混ぜるメーカーも存在しているのです。

CBDが安全であってもオイルが低品質であれば、何かしらの副作用が発生する可能性があります。

安全なCBDオイルの選び方についてはこちらの記事をお読みください。

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CBDオイルの危険性(違法性)

CBDオイルが違法か合法か、という話があがるのはCBDが大麻草から抽出される成分だからです。

結論として、CBDオイルは「基本的に」合法です。

ここで「基本的に」としているのはいくつか注意点があるからです。

その注意点を紹介していきます。

茎から抽出されていないCBDオイルは違法


日本では大麻取締法において、大麻草の茎と種以外の部分を使った製品を禁止しています。

そのため、すべてのCBDオイルは茎から抽出されている必要があります。

詳しくは以下の記事をお読みください。

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THCを含むCBDオイルは不許可

日本ではTHC(いわゆる「ハイ」になる成分)を禁止しています。

過去にはTHCが検出された製品が販売停止となったこともあります。

通常、輸入の際にTHCが検出されていないことを示す証明書を提出する義務があるため、日本で購入できるCBDオイルは違法性はないと言えます。

もう少し、CBDに関する法律について詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。

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違法なCBDオイルを回避するには

まだ法整備が整っていないCBDオイルのため、次のことに気をつけましょう。

信頼できるメーカーのCBD製品を買う

先にも書きましたが、違法なCBDオイルを回避するには「信頼できる」メーカーのCBDオイルを使うことです。

個人輸入はしない

CBDオイルは海外サイトから直接購入したほうが安いのは間違いありません。

ヘンプマップでも海外サイトより、やや高い価格で販売しています。(大抵、他の日本のサイトよりも安いですが)

しかし、それは輸入時にかかる輸送費や税金、さらには税関に出す書類や手続きなどのコストがかかっているからです。

仮にこういった手続きをせずに、安易にCBDオイルを個人輸入した場合、税関でとめられる可能性があります。

また、THCが含まれていると大麻取締法に抵触する危険性があるため、個人輸入はおすすめできないのです。

CBDオイルの危険性(薬物)


CBDオイルは大麻草から抽出されているため、「大麻」としてのイメージが先行してしまいます。

依存性や乱用の可能性、精神作用などはないのでしょうか。

依存性や乱用性は否定

CBDの依存性や乱用性は様々な研究で否定されています。

2017年11月に行われたWHOの薬物依存に関する専門委員会第39回会議では、CBDは健康への有害性がなく、医療用途として用いることができるとしています。

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「ハイ」にはならない

人を「ハイ」な状態にさせるのはCBDではなく、THCという大麻草に含まれる別の成分です。

しかし、CBDの向精神作用などを考えるとCBDにも精神作用がないとは言えません。

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CBDは危険か?

ここまでの話を聞くと「CBDは危険だな」と思ってしまうかもしれません、

しかし、CBDには健康面で様々な恩恵があり、またてんかんの治療薬として使われている国もあるのです。

同時に、WHOもその安全性を認めており、過剰摂取しなければ、健康を維持してくれるサプリメントとして活躍してくれることでしょう。

CBDの安全性に関する記事も合わせて読んでみてください。

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