第6回:麻(ヘンプ)活用に関する勉強会を開催いたしました
明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
本年は更新頻度を高めながら、HEMP HUBの活動を知っていただくように努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年の報告を今頃ー、、、という感じなのですが、お許しください。
参議院本会議において大麻取締法の改正が成立した2023年12月6日は、75年ぶりの歴史的な転換点となりました。今まで、部位規制という厳しい法規制のもとにあった大麻政策が、成分規制という合理的な政策へと改正されたことは、麻産業の可能性を信じる我々に取っては悲願の改正であり、ようやく産業化のスタート地点に立ったといえます。
12月20日は改正法の成立後初めて、一社)麻産業創造開発機構主催で、第6回:麻(ヘンプ)活用に関する勉強会を開催いたしました。
国会議員4名、代理出席14名、Zoom視聴およそ50名、全参加者は140
名を超え、大変熱気のある勉強会となりました。
参議院議員会館の会議室をお借りして行われた今回の勉強会では、もはや恒例となりましたが冒頭に神道政治連盟国会議員懇談会 事務局長 城内実衆議院議員の来賓ご挨拶からスタート。
続いて、実質的に法改正を牽引してくださった厚生労働省医薬局監視麻薬対策課の佐藤大作課長の基調講演をいただきました。改正のポイントと、今後のスケジュールなどもお示しいただき、ビジネスを具体的に考える上では必須の情報を知る大切な機会となりました。(アーカイブはHIDO及びHEMP HUB会員限定で公開しておりますので、お聞きになりたい方はHIDOまたはHEMPHUBにご入会いただきますようお願いいたします)
更に、特殊糸の生産では国内トップメーカーであるミマス株式会社の広瀬社長より、日本における麻紡績の可能性についてご講演いただきました。
日本市場において麻糸の輸入量が近年増えていることから、ヘンプ糸の需要が今後も更に伸びる傾向にあること、また他の天然繊維素材と比較しても大麻(ヘンプ)の環境優位性から国産原料への期待が高まるという予測がありました。
現在、日本では残念ながら国産原料のヘンプ糸はほとんど存在しない状況です。HEMP HUBとしても繊維部門の事業開発(サプライチェーンの構築)が求められています。
今後もヘンプビジネスの様々な勉強会を開催してまいります。引き続きHIDO、及びHEMP HUBをよろしくお願い申し上げます。
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