第9回:HEMP HUB オリエンテーションのご案内
第9回 HEMP HUBオリエンテーション【オンライン開催】
HEMP HUBは、産業用大麻(ヘンプ)関連の情報や知識を集約し、ビジネスや栽培に興味を持つ企業を支援するプラットフォームです。産業用大麻の利活用に興味を持つ企業間のハブとして連携を推進し、会員企業が他社や専門家との協力を通じて自らのニーズや課題に対処する解決策を模索し、ヘンプ産業における現実的なモデルケースのサプライチェーンを構築することを目的に設立されました。
産業用大麻の可能性が日本でも認知され、環境負荷の低いサスティナブルなビジネスとしての期待が高まる今、HEMP HUB では「ヘンプ産業のフロンティアを切り開く企業」の参画を募集しています。
2023年7月に発足したHEMP HUBでは、制度や法改正への理解を深める「ヘンプイノベーション研究会」を通じた新規ビジネスの企画立案や、産業用大麻の全草利用の可能性を模索する実証栽培の検証課題の特定、企業間のマッチングに取組んできました。
今回のオリエンテーションでは、HEMP HUB新規参画企業および第2期ヘンプイノベーション研究会参画企業を募集します。
HEMP HUB設立の意義と背景
2023年12月、第212回国会(令和5年臨時会)において大麻取締法の改正が可決され「大麻草の栽培の規制に関する法律」として成立しました。
75年ぶりとなる大型の法改正による規制緩和で、今まで厳しく規制されていた産業用大麻にビジネスチャンスの可能性があると注目が集まっています。特に、大麻草は全植物の中でもCO2吸収量が高いとされており、脱炭素、持続可能な社会創りに寄与することが期待されています。
法改正の第一段階は今夏にも施行される見込みとなっており、大麻草の再定義や安全基準の確立が行われます。
また、三重県では法改正に先駆けて大麻取扱者指導要領の改定を行い、これを受けて多気郡明和町では、2023年3月に産学官連携「天津菅麻プロジェクト」を発足、低THC大麻草を安全に管理しながら栽培を開始し、二期目の栽培がはじまりました。
このプロジェクトでは、大麻を活用した研究開発や産業利用にも拡大する画期的な方針を打ち出しています。さらに、産業用大麻を利活用したGX(グリーントランスフォーメーション)を推進し、環境課題に対応する新産業としての可能性を探求しています。
三重県明和町で発足した HEMP HUB では、全国でもいち早く産業用大麻のビジネスが行える環境を生かし、企業、自治体間の連携・協働によって新たな産業用大麻の未来を追求していきます。
産業用大麻を余すことなく全草利用するこのモデルを全国へと展開していけるよう、実証実験の場として、また産業用大麻の情報発信の拠点として、活用していただければ幸いです。
HEMP HUBの成果事例
・法改正後の展望を共有し、ヘンプビジネスを行うために必要な知識を習得する「ヘンプイノベーション研究会」(第1期)を開催
・栽培地および加工場見学、クロストークなどを盛り込んだ1泊2日現地体験会「明和町プレイフルジャーニー」開催
・産業用大麻の実証栽培による生産物を用いた新商品をHEMP HUB 参加企業との連携により開発中
引き続き上記の事業を継続し、より発展的なヘンプ産業における相互交流を創造します。
第9回 HEMP HUB オリエンテーション
HEMP HUB および第2期ヘンプイノベーション研究会募集オリエンテーションを下記日程にてオンライン開催します。
注:第1回〜8回のオリエンテーションにご参加の方で、再度ご説明をご希望の方は、再参加チケットをご購入ください。
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日 時 : 2024年5月21日(火) 15時00分〜(所要 : 30分)
参 加 費 : 5000円(初回参加者)社内検討のため1申し込みで複数名のご視聴も可能です
1000円(再参加者)
募集人数 : オンライン参加 40名程度
主 催 : 一般社団法人麻産業創造開発機構(HIDO)
対 象:HEMP HUBに興味がある企業・個人
アジェンダ:
◉開会挨拶 HEMP HUB 代表 嘉悦彩
◉法改正のポイントと課題
日本大学生物資源科学部研究員、環境科学博士 赤星栄志
◉企業間プラットフォーム「HEMP HUB」、「ヘンプイノベーション研究会」の参加方法
HEMP HUB 代表 嘉悦彩
◉参加者からの質疑応答
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HEMP HUB 概要
お申込みはこちら
https://peatix.com/event/3936761/view
多くの皆様のご参加をお待ちしております!
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