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ドリフトしたNintendo Switch Pro コントローラーを修理する

Nintendo Switch Pro コントローラーは壊れやすいことで有名です。

特に壊れやすいのが左右のスティック。

ドリフトと呼ばれるスティックが勝手に入力されて画面内のキャラが勝手に動いてしまったり、ある一方向への入力がしにくくなったり。

夢中になると思わず力が入ってしまうところなので、一番壊れやすい。

そこで不具合の発生したPro コントローラーを分解して修理してみました。

こちらが不具合の発生したコントローラーです。
左スティックにドリフトが発生しています。

設定画面のスティックの補正で確認してみると、右方向に入力がうまく入らず、本来青い丸が円の外に出るはずが内側までした動きませんでした。


分解するためにダイソーで精密ドライバーを買ってきました。
ネジがけっこう固いので持ち手が太目のものでないとネジを滑やすいです。


左右グリップの下部にあるネジを外します。
ここがかなり固いことが多いです。



グリップが外れました。

ネジが4つ見えるのでこれを外すと背面カバーが外れます。

バッテリーが出てきます。
バッテリーは左側を爪で引っかければ外れます。

赤丸の5か所のネジを外します。

上部からずらすようにして開けます。


この時白い平たいケーブルが繋がっているのでスティックを直すだけの場合は外さないようにしておきます。


スティックのカバーを外すと中の部品が見えます。
写真では見えにくいですがここに細かいゴミやホコリが詰まっていました。
これが原因のようです。


ここで使うのがKURE エレクトロニッククリーナーです。

電子部品のクリーニングやプラスチックにも使えます。


これをスティックの内部に吹きかけます。
速乾性が高いので思いっきり吹きかけても大丈夫です。
液体と一緒にゴミも流れ出てくるのでウエスやキッチンペーパー等で拭き取りましょう。

エアダスターも合わせて使うとすぐ乾くし残ったゴミも掻き出せるのでおすすめです。

これだけでも十分なんですがもう一つ。

同じKUREのシリコンスプレーです。
最後の仕上げにスティック部分にこれをちょっとだけ吹きかけておくとスティックが滅茶苦茶滑らかに動くようになります。

あとは元通りにして完了です。

確認してみると無事正常に入力されるようになりました。
ドリフトも直っています。

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