フレイルを呈する高齢心不全患者のサルコペニア・ カヘキシアの実態調査

サルコペニア

・一次性サルコペニア:加齢

・二次性サルコペニア:廃用・疾患

心不全では病態による悪液質(カヘキシア)を起因とした二次性サルコペニアが主

高齢心不全患者のうち約 50% はフレイル、サルコペニア、カヘキシアのうち複数の症候群を保有し心不全患者のフレイルの保有率は 18~54%、サルコペニアの保有率は 35.2% 、カヘキシアの保有率は 5%~15%

サルコペニアの治療には,タンパク質とビタミン D の摂取に加え、レジス
タンストレーニングを行うことが有用。
カヘキシアの栄養障害は,原疾患の病態に伴、代謝異常や食欲低下が主であるためカヘキシアの治療には栄養管理に加えて原疾患の病態管理も必須

フレイル症例の介入には,カヘキシアが併存しない場合は栄養療法と積極的な運動療法を行い、カヘキシアが併存する場合は特に栄養療法に留意しながら運動療法を行う必要がある

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