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小さなかご~コロニーの待合室にて~ vol.34 寺ママ


こんばんは!
寺田ユースケです!!!
定期購読してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。
今日は、母(寺ママ)のエッセイです。

妻のまゆみと子ども欲しいね!
でも、もう少し生活が落ち着いてからかな〜

どんな子になってくれるだろう?
ユースケに似たら人の話を聞けないね(笑)
まゆみに似たら人の話を聞きすぎるね(笑)

なんて、子どもの話をする機会が多くなりました。

家族になるってことは。今までの自分では気にしなかったことが知れて、
知る必要もあって、両親ってすごいなと改めて感じる今日この頃。

僕らは今年で28歳。
今は、まさに”親”になるための心をつくる準備期間。

今日の有料部分のエッセイは、寺田ユースケ母のちょうど28頃のお話。

この家族エッセイを始めて、
こうやって両親の過去をまるでタイムマシンに乗ったかのように
旅ができるのはとても面白い。
僕の知らなった過去であり、きっと家族でこういう機会をつくらなければ、
知ることのなかった事実です。

父・母、いつもエッセイを書いてくれてありがとう!!!!


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『小さなかご~コロニーの待合室にて~』
(寺ママ)

今から24年位前、息子は愛知県にある第二青い鳥学園(現在は、三河青い鳥医療療育センター)に通所していた。自宅から東名高速道路を使っても1時間以上かかるその学園は、障がいのある子どもたちの病院や学校があるところ。病院はちょっと暗くて静か。古くて寂しい。でも時々、同じ時間帯に診察に来た子どもがいると、その子が大きな声をだしたり、待合室をウロウロできる子もいて、付き添いの親御さんもちょっと慌ただしくなる。

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