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ティルトリクライニング車イスへの移乗はこれで解決。ラクラックスUカーブ!

皆さん、こんにちは。株式会社ウィズの作業療法士・淵上敬史です。

ティルトリクライニング車イスへの移乗、どうしていますか?

臥位の方の移乗はとても大変ですよね。特にティルトリクライニング車いすへの移乗は介護する側もされる側も負担が大きくなりがちです。

そこで、移乗用具を使って移乗しているという方も多いと思うのですが、その福祉用具も「帯に短し、たすきに長し」と、ぴったりと来るものがなかなか見つからないという方も多いのではないでしょうか。

作業療法士である私、淵上敬史もティルトリクライニング車イスへの移乗に悩む一人でした。

そこで、「これだ!」というものがないのであれば、「自分たちで開発しちゃおう!」と、開発されたのがラクラックス®︎Uカーブです。

今回は、ラクラックス®︎Uカーブの仕組みについてお届けします。

なぜ、ティルトリクライニング車いすへの移乗用具は「これだ!」とならなかったのか?

①曲がらないと使いにくい
真っ平なベッドに臥位になっておられる方を、形状が違って、真っ平ではないティルトリクライニング車いすへ移乗するので、やりにくいのです。形状が違う場所へ移乗するので、どうしてもフィットしにくく、介護する側はやりにくく、介護される側は、「荒っぽい」移乗になってしまいます。この点は解消したい点でした。

②布だと沈み込む
では、どんな形状でもフィットするからと布を使ったスライディングシートで移乗すると、どうしても最後に持ち上げざるを得ないケースが増えます。介護する側に負荷がかかってしまいます。これだとあまり意味がない。これも解消したかった。

③滑りにくい
最後に、臥位の方の移乗の場合、全体重がかかりますので、滑りやすいものでないと、どうしても無理が生じます。そのため、スムーズな移乗ができないことがあります。全体重がかかったとしても、スムーズに移乗できるだけの滑りやすさが欲しい。これも実現したかった。

こんな問題をクリアして開発されたのが、ラクラックス®︎Uカーブです。


①U字型に曲がって体にフィット
ラクラックス®︎Uカーブは、U字型に曲がって体にフィットするので、寝た姿勢のままベッドとティルトリクライニング車いす間の移乗がスムーズに行えます。移乗する先の形状にフィットする構造で、芯材がU字型に曲がるので、臀部や膝にフィットします。

②移乗の際の衝撃や痛みを軽減
移乗先の形状とボードの形状が合わさることで体に受ける衝撃や痛みを軽減します。U字型に曲がることで、曲がらない移乗用具や布状のシートで起こることが解消されます。介護される側も快適さが増します。

③ローリングが滑りやすさを実現
ラクラックス®︎Uカーブは芯材のボードに筒状の生地を包んだ構造で、筒状の生地が芯材のボードの周りを回転します。そのため、臥位の方がティルトリクライニング車いすへ移る際もスムーズに「スルスルっと」移乗できます。そのため、移乗される側は快適に、介護する側は「全く力もいらず」移乗することができます。

ラクラックス®︎Uカーブは、作業療法士の立場から「こんな移乗用具が欲しかった!」を実現しました。

ぜひ、一度試してみて欲しい。そう願っています。

ご興味をお持ち下さった方は、↓↓↓の当社ホームページをぜひ、訪問してください。

施設の運営者の方、介護職の方、またご家族で介護されている方、どなたでもご対応いたします。

ラクラックス®︎Uカーブの動画はこちらです。

淵上敬史@介護用品のウィズ