違和感

私は、共生っていう言葉が好きなんだけど
社会に対して
何か不自然さを感じていて。

今日は、私の中の葛藤を綴ることにする。


私はいま
お仕事で
障がいを持っている方の就労支援を
させてもらっています。

(私の障がいに対する理解は私のYouTubeを聴いてください。)

障がい福祉分野は、
私も生きづらさを感じていたことから
興味関心の高い分野なんだけど、


本当に
悲しくなる現実が目の前にあって。



少し具体的に言うと

おんなじ時間を過ごすのに
もらえるお金の差がやばい。

"普通"に働いたら
時給800円以上はあるところ、


それが、
何十円とかの世界。

捉え方によっては
0円よりマシ。
働ける、社会の役に立てるだけマシ。
とも思えるかもだけど

成人式とかにつける
髪飾りとか
あんなの1組、組み合わて包装するだけで
2円とか。

そんな仕事生み出すなよ!と
内心怒っているんだけど。


世の中には
こんなのが
こんな値段で買えるの?!!!って物が
溢れてるけど
それだけ
やっっっっすい賃金で働いている人たちが
いると思うと
ゾッとしたよね。

ま、機械製造も多いだろうけど。


私も安いものを選んで買うけど、
安いものを買っておきながら
最近は、なんでこんなに安く売るの!?
みたいな葛藤もあって。


障がいを持ってる人たちは、
(この言い方キライだけど)
障害年金っていうお金を受け取って
生活しているのも事実。
(受け取ってない人、受け取れない人もいる)

日本は
最低限度の生活を営める権利が
憲法で定められているから
守られているとも言えるんだけど

みんな同じように
沢山の
〇〇したい
があって。

年金だけじゃ
いろいろ難しくて。

プラスで稼ぎたいと思っても
月に微々たるもの。


中には
障がいを持ってる人でも
自分のことを周りに理解してもらって
できることをやって
私よりも稼いでいる人たちも沢山いるけどね!


私は前の仕事で
月に40万円以上を受け取ったこともあるけど
その仕事を手放して
いま月に10万円ちょっとで
めちゃくちゃ幸せな生活が送れてる事実もあって。


お金にこだわらなくても幸せに生きられるし
お金が無いと生きづらい社会でもあるんだよね。


私はこの
消費社会?競争社会?資本主義社会?とかなんだとか
よく分からないけど

なんでこの値段?
なんでこうなの?という疑問を抱くことを
忘れたくないな、と思う。



障がいがあっても
働きたい、と思う。


マズローの欲求階層説というものがあって
マズローさんは
まず第一に、生理的欲求があるといい
第二に、安全と安心の欲求、
第三に、所属と愛情の欲求、
第四に、承認の欲求、
最終段階、自己実現の欲求があると
言っている。


働きたい、社会に貢献したい
という気持ちは
とても人間的で健康的であるということ。


しいてお金に関係するといえば
第四、最終段階かなと思うけど
(いくらもらってるから認められた、とか。)


マズローのこの段階の解説で
お金が欲しい欲求があることを書いている文献を
私は見たことがない。

お金が欲しい、というのは
元は人間的な欲求では無いんだろうね。


お金があるから幸せか?

お金と幸せの関係は
いろんな人たちが
いろいろ言ってると思うけど

お金は したいことの為のツールでしかないんでしょう。


何が言いたいかって
私も頭の中が整理できずにいるけど

私は
障がいがあっても幸せに暮らせる社会
なんの制限もなくやりたいことがやれる社会
になってほしいと思う。
(社会がそれを許さない現実)


障がいがある人に
社会は厳しくて。
もはや障がいの有無を超えてるけど
この世界には
悲しい思いをしてきた人している人たちが沢山いる。


みんな、ある部分では不器用だったりするけれど
できることもたーくさんあって。

なのに、それが認められない社会。
なーんだそれ。


共生共生って言ってるのに
効率が悪いからって
排除する組織。
なーんだそれ。

って感じ。


児童福祉、障がい福祉
障がいを持ってる子どもたちに関しては
なんで障がい(診断受けた)を持っている子たちしか
サポートが受けられないんだろう?


療育の観点は
すべての子どもたちをサポートする上で
かなり役立つはずなのに
なんで限定されてるの?

お金と人手の問題があるからだよね?

制度という枠組みが
色んな枠組みが
私はキライ。


福祉も時にはビジネスになり
人々を幸せにすることも
不幸せにすることもある。



みんなが共に生きられる社会に
なるために

目先のことにとらわれず
幸せとは?
という本質的な観点から
見ていこうよ!と思う


もっと、
働くことの喜び、充実感、満足感、幸福感を
味わいながら
生きていたいし
そういう人たちに囲まれてたい!


uki

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