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私たちのセーターの構造 | HELLO, HYGGE LIFE の編み物

私たちの作るセーターの構造はとってもシンプル。
トップダウンと呼ばれる方法を使っており、上(ネック)から下(裾)に向かって編んでいきます。
実は編み物初心者の私たち。それでもセーターが編めるのは、このトップダウンのお陰だと思っています。今回はそんな私たちのセーターの構造について少し紹介していきたいと思います。

トップダウンのセーターとは?

トップダウンのセーターとは、上から編むセーター。首を通す部分が先にできるので、早い段階で試着することができ、着ながら次のイメージを膨らませることができます。また、パーツを別々に編まず、目を拾って編み進めていくので、最後に縫い合わせる作業がほとんど無いのも魅力。とにかくひたすら編むと、セーターが完成するので、細かい作業が苦手な私にはぴったりの方法でした。

背中のパーツを編んでいるところ。

デメリットは、柄編みの難易度が上がる点です。

柄編みしながらジャーマンショートロウというテクニックを使ってカーブさせるように編んだり、増やし目をしたりと複雑になるので、慣れるまでは少し混乱してしまうかもしれません。

編む手順

現在パターン制作中のDouble rib zip sweaterの場合。こんな順番で進みます。

トップダウンのセーターの中にもいろんなやり方があるようですが、基本の手順はこんな感じ。
まず、背中を編んで、左肩、右肩と編み、両肩をつなげ編み進め、背中側と合体させ大きな輪にしてボディを編み、残りの襟や袖も編んでいきます。
襟や袖は全体の様子を見ながら好きな時に編んでいるので、バランスを見ながら先に編むことも。思ったままに好きに編んでいきます。

おすすめパターン(英語)

私たちがトップダウンセーターの編み方を学んだのは海外のパターン。
英語で検索するとたくさんの素敵なパターンに出会えるので、少し大変ですがチャレンジしてみると世界が広がり楽しいのでおすすめです。
今回はトップダウンのセーターのパターンを2つ紹介します。

Sweater No.1  by MY FAVOURITE THINGS KNITWEAR

こちらは今まで編んだ中で一番シンプルなセーター。
太めの針でザクザク編み進められるので、なんと3日で完成しました。笑
ラグランと呼ばれる鎖骨から脇下に向かって切り替え線入ったセーターで、その線に沿って増やし目をしながら編んでいくとセーターが完成するという究極にシンプルな作りになっています。目を拾う必要もなく、初めての方にもおすすめしたいパターンです。

Ingrid Sweater  by Petite Knit

編みやすさとデザイン性が両立された傑作パターン。
こちらは柄が入っていますが、混乱しやすいジャーマンショートロウの部分は鹿の子編みになっており、柄でありつつ難易度が抑えられています。
上記で紹介している背中から編むスタイルでできており、ジャーマンショートロウや増やし目を駆使してセーターの形にしていきます。

編み物に少し慣れたらぜひチャレンジしていただきたいパターンです。

まとめ

試着しながら作れるトップダウンのセーターは、編み物初心者の強い味方。
進捗がよく見え楽しく編み進めることができます。
また、次はどうしようかなと考えながら進めやすいので、オリジナルセーター作りとも相性抜群。慣れてくるとフリーハンドで好きな形のセーターを作ることもできるようになってきます。
なかなか難易度が高いと思われがちなセーター作りですが、この方法でしたらもっと多くの方がチャレンジしやすいのでは?と思います。


編み物をする時間は、心がほぐれる素敵な時間。
一緒にヒュッゲなひとときを過ごしませんか?

今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。


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