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子どもの居場所・学校以外の居場所

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ハロハロラボはオンラインの子どもの居場所、学校以外の居場所を目指しています。日々の活動や参加者の想い、ファシリテーターの想いなどを綴っています。
運営しているクリエイター

#家庭学習

ハロハロラボについて

学校に登校できない・していないお子さんを中心に、多世代で繋がるオンライン居場所です。 無料体験会申し込みフォームです。お子様に合わせてメール等でやり取りをしながらプログラムを企画します。活動の記録にスクリーンショットなどお撮りする場合がありますが、お名前やお顔・背景などはすべて隠したうえで広報に利用させていただきますこと、ご了承ください。

ふんわりとした一歩

ハロハロラボはZOOM等による対面の交流(時間割)と、FANTSによる非対面の交流(クラブ活動など)があります。 自分の都合のいい時に、やりたいことを提案して形にできます。 常識的なルールはありますが、そこを踏まえればあとは無限の可能性です。 まずは自分が楽しく、それを他の方にもおすそ分け、それで広がる「みんなで作る楽しさ」をハロハロラボでは体験できます。 ふんわり軽い気持ちで「やってみよっかな?」「こんなのどうかな?」というきもちを受け止めてくれる場所です。 人は

親子の煮詰まり解消!

どんなに仲の良い親子でも、家で四六時中顔を突き合わせ、さらに勉強など教えていると、ぐらぐら煮詰まってきます。泣 そこでありがたいのが、ハロハロラボの子ども達、保護者の皆さんです。 zoom画面の向こうから、笑顔と、冷静かつ温かい「他者の目、他者の発言」を下さいます。 ホッとして何度窮地を救われたかわからない、我々親子です。              (文責 ハロハロラボ広報チーム ひかり)

ハロラボなら、わが子を褒めて育てられそうだ!

ホームスクール、家庭学習、宿題を家で見る、どれをとっても親にとってはしんどさがつきまとうと思う。親は子どもの宿題を見るのにも、一苦労するのが常だから。 昔、通っていたピアノレッスンの先生も言っていた。「よその子は教えられるんです。わが子は優しい気持ちで教えてあげられない」と。 そのピアノの先生はとっても優しくって、ひだまりみたいだった。教え方も上手で、生徒一人ひとりの性格や特性に向き合って、「音を楽しむ」音楽を教えて下さった先生だった。その先生でさえ、わが子を教えるのは難

人は人で磨かれる

「人は人で磨かれる」は真実だと思います。 娘はなるべくたくさんの人と触れ合えるように育てたいと思い、そうしてきました。 そしてコロナ禍に突入し…はたと立ち止まり頭を抱えました。 休校、自粛生活、学校に行ってもマスクで顔もよく見えず社会的距離を取らなくてはならない、黙食…子ども達はどうやって人と触れ合えば良いのか、磨き合えばよいのか。 子ども達には他者が必要なのに身体的コミュニケーションにリスクが伴う、極めて難しい時代になってしまいました。 悩みに悩み、藁にも縋る思いで頼

親も子も不調な日も

天気が悪かったり、頭痛がしたり、そして特に理由がなくても、なんだかピリピリイライラする日、暗黒の日がありますね。親も、子も、です。 登校することで一旦リセットされたりするのですが、休校中はそうもいかず、一日お互い顔を突き合わせなくてはなりません。 解決方法はいろいろあり、ひとり、または親子で体制を立て直すこともできますが、やはり第三者がいてくれると回復がとても早いと思います。 私たち親子はハロハロラボで画面の向こうのお友達と挨拶したり、話したり、また見ているだけでも、何

愛と興味と居場所を分散させる

パンデミックで感じたこと、今まで考えたこともなかったこと‥ それは、子どもの全存在を学校だけに預けるのは危険かもしれないということ。 親も同じで、保険をかける意味でも、脳内を「学校」に占められないようにしておくことが大切だと感じます。 心と身体と時間のほとんどを学校に預ける生活では、コロナ禍のようにいざ学校が安全ではなくなったとき、保ちません。 今思えば、勉強も、運動も、友人も、しつけも、課外活動も、行事も、食育まで、何もかも学校に頼りきりだったことがおかしかったとわかり

ハロハロラボのめざすもの

一生モノの出会いを得た2021年

2021年は私にとって激動の一年だった。 2021年1月に大台に乗った私の体重は、今はなんと6キロも痩せた(笑) その11か月で、6キロ痩せるほどの激動の出会いをしてしまったのだ。 大人になったら友達はできないものと思っていた。仲間という言葉も好きではなかった。大人は利己的で、自分の話をせず、嘘ばかりついてもしくは見栄ばかりはって、例えば職場で出会う人は私の肩書に付き合うのであって私自身ではないし、ましてや子どもを交えての付き合いをするなんてもってのほかのだった。 そんな

ハロハロラボ 企画の振り返り

オンラインでの子どもの学びと遊びの場所として、ハロハロラボは2021年スタートしました。 どんな企画をやってきたか子ども達と振り返り、何が楽しかったか?何がまたやりたいか?について声を聞いています。12月29日には集まることができる子ども達とZOOMで話し合いをしながら声を聞いていきました。 ハロハロラボのZOOMなどによるオンラインの企画には大きく分けて、①楽しい遊び系②楽しい学び系③子ども達自身で実施する企画の3つに分けられると思います。(とはいえ、楽しい遊びと学びの

繰り返す波をくぐり抜けなくてはならない子ども達

年明け早々第6波が来ました。オミクロン株が猛威を振るっています。 一体何回、子ども達は無防備で波をくぐらされるのでしょうか。 そしてきっと毎朝心配で胸が潰れる思いで子どもを送り出しているであろう保護者達… 文科省からは今回もなしのつぶてのようです。 例え今までは無事だったとしても、今後小中高と何年もかけて進んでいく中で、どこかで波に呑まれてしまうと思います。 もうこのような理不尽な、冷酷な苦しみを終わりにしたいのです。 子ども達を守りたい、理不尽を無くしたい、子ども達が自

失敗する権利と環境を子ども達に

ハロハロラボの使命の一つに子ども達が「自分を好きになる」がある。 どんな自分も好きだといえる子どもに、大人になってもらいたいから。 それには子ども達が安心して挑戦し、失敗し、また挑戦できる環境が必要だ。 はっきり言って、今の学校にはない。なぜなら公教育において挑戦する大人がいないから。試行錯誤を、やってみよう、新しいことを失敗してもいいやってみよう、を身をもって見せてくれる大人がいない。 失敗しないように、前例を見て、先にできない理由を考える大人の集団になっているのでは

フィリピンとタイ、ハロハロラボはオンライン!

ハロハロラボには、日本の各地にそして世界にも参加者、サポーターがいる。 フィリピンと、タイにもそれぞれ参加者、ファシリテーター、サポーターがいるが、感染拡大を受けて学校がオンライン授業になっているとのこと。 日本は蔓延地域は休校、その他の地域は通常通りが一般的だと思う。 ハロハロラボは学びも止めないし、遊びも止めない。 給食だって、休み時間だって、子どもがマスクなしで笑っていられる。 楽しい学びを一緒に探そう。楽しい遊びを一緒に探そう。 一人ではできないし、すぐには完

子どもが個人としてふるまう時間をホームスクールでもハロハロラボで

2020年2月の一斉休校やステイホームの時に、何が辛かったって、きっと四六時中親子が一緒に家の中にいることだったのでは?と思う。 ホームスクールも、きっといろんなハードルがあるが、子どもが子どもと触れ合う時間、親から離れ個人としてふるまう時間がない、閉鎖された人間関係の中で生きることが懸念事項ではないかと思う。 少しずつホームスクーラーも増えたけど、個人で繋がると濃密すぎる付き合いがしんどくなるし、合う合わないがある。それを個別にあたるのはしんどいし、いっても少人数の輪だ