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2024春ゲムマ マダミス製作中『孕神島』

ゲームマーケット2024春で頒布予定の新作マダミスの紹介です!
過去には「ヤンキーマストダイ」「終末アイドル育成TRPGセイレーン」とオリジナルTRPGを制作してきましたが、今回マダミスに初挑戦することにしました!

宗像教授伝奇考チックな伝奇ミステリーシナリオに仕上げる予定


トレーラー

古来より子宝や豊漁の神力を秘めるとされ、信仰と奇習が深く刻まれた禁足地”孕神島”。この神秘に包まれた孤島が世界遺産候補に選ばれ、6人の関係者が島へと足を踏み入れた。しかし翌朝、入島の際の禊を拒んだ男が死体で発見される。これは祟りか陰謀か。そして島を巡る因習の正体とは?

現代怪奇マーダーミステリー『孕神島』

ハンドアウト

・漁師/男性
漁業を生業とする老年の地元住民。神主の頼みで孕神島までの船を出したが、迷信深いため島には上陸せず船で待機していた。

・市役所職員/男性
若手の市役所職員。今回の世界遺産登録は市長の観光政策の一環によるもので、観光課の担当者として同行した。

・神主/男性
孕神島に関わる様々なしきたりを執り行う島を祀る神社の神主。禁足地であるこの島に上陸することを許されている唯一の人物であり、神事のため数週間島に滞在することもある。今回、島の案内役として同行した。

・大学教授/男性
文化人類学の権威。この度、文化庁からの推薦を受けて世界遺産登録の資料を作成するため島を訪れた。

・教授の助手/女性
教授の研究グループに所属する大学院生。高齢の教授をサポートするために同行している。

・会長/男性
孕神島の世界遺産登録を目指す『孕神島世界遺産登録推進協議会』の会長。物腰柔らかだが存在感がある人物

・文化庁担当者/女性
文化庁に所属する考古学専攻の研究者。今回の世界遺産登録に伴う事前調査の担当者である

物語の背景

 時は現代。日本のある漁師町で崇められている無人島、孕神島。限られた人間しか上陸することを許されない神秘に満ちたこの孤島が世界遺産候補として選出され、調査のため8人の関係者が集まった。彼らは、島まで船を出す地元漁師、島を祀る神社の神主、観光課の若手市役所職員、世界的に知られる文化人類学の教授とその助手、孕神島の世界遺産登録を目指す地元組合『孕神島世界遺産登録推進協議会』の会長、そして世界遺産登録の認定機関から派遣されて来た外国人の調査員である。
 調査当日の朝、君たちは地元の集会所に集まり、神主による島への滞在に関する掟の説明を、文化庁担当者が世界遺産登録の手続きについてのミーティングを行った。神主は以下のような掟を上陸者全員に課し、スマホやカメラなどの電子機器を集めて集会所のロッカーに入れた。

【上陸中の掟】
孕神島は御神体島であり島全体が神域であります故、上陸者は下記事項を厳守して下さい。
上陸者は古例により白衣(しらぎぬ)を着て海中にて心身を清める禊を朝と夕方に行うこと。
島での滞在中は禊で着用した白衣を身に纏うこと。
島内のあらゆるものを持ち出してはならない。
島内にあるあらゆるものを食べてはいけない。持ち込んだ食料だけを食べること。
あらゆる電子機器の持ち込みを禁止する。

 島に到着した後も、信心深い漁師の上陸拒否や、調査員による禊の拒否というトラブルに見舞われながら、なんとか調査が開始された。調査は2日間に渡って行われる予定で、その間の生活の拠点は神主が滞在時に使用している社務所が使われることになっている。ここには調理器具や寝具など島での生活に必要なものは一通りそろっている。1日目の調査は無事終了し、上陸を拒み船に残った漁師だけが船上で夜を明かし、残りのメンバーは社務所に泊まることになった。
 しかし翌朝、禊を拒んだ調査員が変わり果てた姿で発見されてしまう。夜中に目を覚ました文化庁担当者が社務所から調査員の姿が消えていること気付き、島中を探し回った末に保管庫で出土品の刀剣が刺さって死亡している調査員を発見したのだ。教授が遺体の状態を確認するために手を触れようとしたところ、神主が「触れるな」と声を荒げ、「これは孕神様の祟りだ。触れるとお主も祟られるぞ」と言い放った。その直後、錯乱した漁師が飛び込んで来る。漁師は必死に神主に何かを伝えようとしているが支離滅裂で何を言っているのかわからない。混沌とした事態の中とにかく警察を呼びに本土へ戻ろうとしたが、昨晩から続く嵐で船を出すことができず、さらに船を動かすために必要な船の鍵も行方不明になっていることが判明し、君たちは謎多き島に嵐の中、取り残されることになった。
 神主は、調査員が死んだのは禊を行わなかったことによる祟りだと主張し、今すぐ朝の禊を行うと語気を強めた。それに対して教授が、「これは祟りなどではない。犯人が証拠を隠滅する前に自分たちで事件を解決するべきだ」と意見した。神主と教授、どちらの言葉が真実を語っているのかは現段階では判断できない。もしもこれが人の手による殺人であれば君たち7人全員が容疑者だ。少なくとも全員が何かしらの秘密を抱えていることは各々感じ取っていた。果たして、自らの秘密を守りつつ、真犯人を見つけ出し拘束することはできるだろうか?


https://twitter.com/watanari_k/status/1747314402251190355

大学のOBにPL参加してもらい、第一回テストプレイを行う。
地獄みたいな島に閉じ込められたPLの阿鼻叫喚を笑っていたけど、最後には全く想定外のオチになってしまってエンディングを即興で書くことに、、、
シナリオへの評価か高かったけど犯人が有利すぎたのが課題



https://twitter.com/watanari_k/status/1749052061453607025

オフで第二回テストプレイ。オンセでは指摘されなかったルール面の改善点がボコボコ出てくる、、、
HOの情報だけで仕込んだネタが即バレして辛すぎる。本職の方だから起きたイレギュラーだと信じたい、、、

前回テストプレイの結果を受けて急遽追加した情報が功を奏して犯人拘束まで惜しいところまでは行けた。まだ少し導線が弱いので微調整が必要だけど、その塩梅が難しい。

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