新作マダミス草案 DHAMPIR(ダンピール)

春ゲムマで出すマダミスが決まって、そちらの制作に集中しないとならない状況なのに、新しい作品案が勝手に湧いてきてしまうので一旦吐き出し。春ゲムマ用のマダミスのテストプレイ強化週間なので、2作同時進行しているとテストプレイが追い付かない、、、!

こちらのコンセプトとしては、化け物共の殺し合いを骨子としたバトル要素のあるマダミス。吸血鬼や人狼といった人外共とそれらに刃を突き立てる人間達の命を懸けたやり取りと、そこから生まれる下品ながらも滾る舌戦を楽しむRP重視の作品にする予定。


トレーラー

日の当たらぬ古城で、当主ダンピール卿が静かに息を引き取った。人外の獣を狩ることで名を馳せた卿の死は、かつて卿に滅ぼされた怪物の大群を解放し、一族と賓客たちが集う葬儀は屋敷は悲鳴と血の匂いに満ちた。突如として混沌へと変わり果てる。
殺戮の幕が降りてなお舞台に立つ者は僅か、一族との契約に縛られた吸血鬼。聖遺物を武器とする神父、人狼の血を宿し獣狩りの後継たる卿の弟、一族の暗い秘密の番人である執事、卿の死に口を閉ざす医者、獣狩りの血を継ぎながらも未だ非力な子供達、そして陰謀の網に絡めとられながらも真実を求める騎士団長。
一族に隠された謎、卿の死に秘められた真実。それぞれの思惑が交錯する中、秘められた力が暴走する。解き放たれし獣たちの夜、真実を掴むのは誰か。それとも、闇が全てを喰らうのか。

ストーリー概要

 舞台は近世のイングランド。化け物を狩ることで名を馳せた、ダンピール家の主人が変死し、葬儀のために親族・及び彼の功績を讃える賓客一同が集まった。しかし、葬儀の晩、古城に封じられていた怪物たちが突如として解き放たれ、広間は地獄と化した。居合わせた騎士、獣狩りの当主の弟、当主との契約関係にあった吸血鬼、悪魔狩りの神父により、何とか数多の化け物を殺したが、ほとんどの者が死に絶えた。生き残った君たちは惨劇の真相を暴かなければならない。

登場人物

・吸血鬼
当主と契約関係にあった吸血鬼。当主の最大の好敵手。当主の死後、契約が誰に引き継がれたかを確認しにきた。

・神父
葬儀のためにやってきた神父。実は最強クラスの悪魔狩り。化け物共を使役するこの家系に良い印象は抱いていない。あらゆる魔の物を殺すことができる強力な聖遺物を所有する。

・超能力少女
ダンピール卿の娘。獣の血が混じった当主の影響で、超常の能力が発現している。

・後妻の子
ダンピール卿と後妻の間にできたまだ幼い息子。後妻は病により狂気に侵されて錯乱した卿に殺害された。

・当主の弟
ダンピール卿の弟。卿と同様に獣の血を体に入れた半人半獣。吸血鬼とは宿敵関係にある。当主が病に伏してからは、彼が獣狩りの仕事を請け負っていた。

・執事
ダンピール卿に仕える執事。人の身でありながら戦闘能力が非常に高い武闘派。当主が後継者に選んだ相手を唯一伝えられている。

・医者
ダンピール卿の主治医。卿の病について何かを知っているはずだが口を閉ざしている。

・騎士団長
ダンピール卿の国への貢献を讃えるため、王命で葬儀に参列した貴族お抱えの騎士団の隊長。かつて誉ある騎士として獣の脅威と戦ってきた。
しかし、ダンピール卿の人外の如き活躍により只人に過ぎない君の評判は地に落ち、しょうもない貴族の私兵にまで落ちぶれた。


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