4年間吸水ショーツを愛用してる私が編み出した楽な洗い方とケアの失敗談
最近よく耳にする吸水ショーツ。
「吸水ショーツは普通に洗っていいの?」「洗い方やケアの仕方は面倒?」「匂いはしない?」「本当に清潔?」
など、実際に使う前は不安なことや分からないことが多いですよね。今回は、一般的な吸水ショーツの洗い方と実際に4年間吸水ショーツを使っている私が実践している楽な洗い方、失敗談をご紹介いたします。
吸水ショーツとは
従来の「生理用サニタリーショーツ」は普通の下着のように着用し、ナプキンやタンポンなどを併用するショーツです。
それに対して「吸水ショーツ」は、ショーツそのものに吸水機能を備えているので、吸水ショーツ1枚で1日過ごすことが出来ます。
吸水ショーツの一般的な洗い方と注意点
吸水ショーツの洗い方については、吸水ショーツの各メーカーがそれぞれに洗い方を紹介していますが、おもな洗い方は共通しています。簡単にまとめると以下の通りです。
吸水ショーツの洗い方は簡単な3STEP
その日のうちに水がきれいになるまでもみ洗い。
洗濯ネットに入れて他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗う。
干して乾かす。
洗い方はすごく簡単なので、誰でも実践出来るかと思います。これに加えて、メーカーによっては、重曹やセスキ炭酸ソーダ、専用の洗剤を一緒に使って洗う事を推奨しているものもあります。
吸水ショーツを洗う際の注意点
洗い方は簡単ですが、その上で何点か注意点があります。
40度以下のぬるま湯または水で洗う事
経血はタンパク質で出来ているので、40度以上のお湯で洗うと固まる性質があります。消毒したいと思って、熱湯をかけてしまうとかえって経血が凝固してしまうので、必ず40度以下のお湯または水で洗いましょう。漂白剤や柔軟剤、乾燥機の使用を避ける
漂白剤や乾燥機は殆どのメーカーが劣化や色あせを防ぐ為、使用を避けるように表記してます。柔軟剤に関しては、使用を避けるように表記してることもあれば、適量ならOKとしているメーカーもあるようです。柔軟剤が繊維に残ると、コーティング作用により吸水性が悪くなることもあるので、その際は水で数回洗い、余分な柔軟剤を落とすとことで吸水性が回復するそうです。その日のうちでもみ洗いをする
経血は時間が経つと固まりやすくなるので、洗濯機での洗濯は後日でもいいですが、出来るだけその日のうちでもみ洗いすることをおすすめします。
4年間吸水ショーツを愛用してる私が編み出した楽な洗い方を伝授
初めて吸水ショーツを洗った時の感想
普段紙ナプキンしか使ったことが無かった私は、吸水ショーツを使って洗った時に初めて自分の身体から出る経血の量や色を見る機会になりました。
まず初めに感じたのは、匂いです。着用している時は防臭効果のある吸水ショーツを使っていたのでそこまで匂いませんが、水で洗っているときに経血の独特の匂いを感じました。
次に経血の量に驚きました。洗面器に水を溜めその中でもみ洗いをしましたが、吸水ショーツから経血がどんどん出てきて、こんなに吸収していたのかと驚きました。何回か洗面器の水を入れ替えると、水の色が透明になってきて、正直最初はもみ洗いの工程が少し面倒に感じましたが、今は慣れて楽な方法を見つけたので今回皆さんにお伝え出来ればと思います。
効率重視の私が編み出した吸水ショーツの楽な洗い方
初めて吸水ショーツを洗った時は、洗面器に水を溜めつけ置きをしたあとに何度も水を替え時間をかけていました。ですが、4年も使っていくうちに、もみ洗いで時間がかかるのが面倒で効率よく家事を終わらせたいので、2パターンほどの洗い方が現状定着しています。
【シャワーを浴びる時に一緒に洗う時】
経血が垂れないよう、浴室で吸水ショーツを脱ぎます。
シャワーを出してからお湯に変わるまでの時間でもみ洗いをします。この時にゴシゴシ洗うのではなく、吸水部分に含んだ水を押し出し、再度水を吸水させ押し出すのをくり返すイメージでもみ洗いします。
シャワーの水がお湯に変わ流前に、洗面器に水またはぬるま湯をため、シャワーを浴びている間に吸水ショーツをつけ置きします。
もしこの時点で洗面器の中の水が透明になってない場合は再度もみ洗いをしますが、大抵の場合この時点で透明になってるので軽く絞って洗濯ネットに入れ、洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗濯をします。
乾きやすいように吸水ショーツを裏返して、空気が通りやすいように余裕があれば四箇所を挟さんで干します。もし干すスペースに余裕がない場合は二箇所ほど洗濯バサミで挟んで干しています。
【家に帰ってすぐ吸水ショーツを変えたい時】
吸水量が気になって家に帰ってすぐに別の吸水ショーツに変えたい時は、まず脱いだ吸水ショーツを水を溜めた洗面器につけ置きします。
もみ洗いをする前の数時間水につけて置くだけで、吸水部分に染み込んだ経血が大分水に流れ出してくれます。
そのあとは上記で紹介した洗い方をするだけです。
失敗談から学ぶ吸水ショーツの洗い方やケア
もみ洗いをせずに数日放置
吸水ショーツを使い初めてから数ヶ月経ったころ、疲れが溜まりすぎて水を溜めた洗面器に使い終わった吸水ショーツを入れ、その存在を忘れ数日放置したことがあります。気づいた時には水は少し蒸発し、最悪な匂いになっていました。絶対皆さんはもみ洗いはその日のうちにしましょう。もみ洗いをしっかりすれば、洗濯機での洗濯は後日でもOKです!
うっかりもみ洗いをするのを忘れ、白いタオルと洗う
一度うっかりもみ洗いをするのを忘れ、白いタオルと一緒に洗濯機でお急ぎコースで洗ったことがあります。やはりもみ洗いをせずに、さらにお急ぎコースで洗ってしまったことにより、吸水していた経血がタオルに着き、悲惨なことになりました。
その後に、しっかりもみ洗いをしてもう一度洗濯機で洗う事で無事タオルも吸水ショーツも、元の状態に戻りました。
一般的な洗い方から、吸水ショーツを4年間使う私なりの洗い方、失敗談までご紹介しましたが、抑えないといけないポイントはほんの少しだけ。もみ洗いが面倒かと思いきや、一度使えばその快適さから月経中の必須アイテムになる吸水ショーツ。忙しいあなたの味方になってくれるはずです。
他にも、選び方のポイントや吸水ショーツのコスパ、たくさんの不安や疑問があるかと思います。気になる事があれば、お気軽に公式InstagramのDMやコメント欄にてご質問お待ちしております。
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UNLEARN Staff NATSUKI
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