ハロプロ楽曲解説 Juice=Juice「POPPIN‘ LOVE」

ハロプロ楽曲解説第6回
Juice=Juice「POPPIN‘ LOVE」

出典:ハロプロ公式

作曲はAndreas Carlson/Julie Yu/Erik Lidbomのスウェーデン制作陣。 Erikさんはビートの惑星の作編曲も担当。

この曲のメロディがニ長調(D Major)(レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ、ド♯)なのですが、イメージは喜びの頂点、祝祭的、ファンファーレ!まさしくその通り! ちなみにニ長調のイメージカラーは黄色だそうです。

調の性格を知ろう 〜♯の長調編〜 - 葉加瀬アカデミー (hakase-ac.jp)

楽器構成が本当にシンプル。 上のギターとベースギター、ドラムス、ヴァイオリン、チャイム(のど自慢の評価の鐘)、グロッケン(鉄琴)、キーボード、効果音くらい?

メロディはおそらくヨナ抜き音階(ソ、ド♯が使われない)で構成。たまに抜いた音が出てきますがほぼでてこない。だから耳に残りやすいはず! ヨナ抜き音階って何?という方はこちら! (星部さんの動画です♪)
【メロディ#03】Juice=Juice『イジワルしないで 抱きしめてよ』が好きな訳!ヨナ抜き音階最強説〜ハロプロ音楽理論〜 - YouTube

テンポは♩=122で非常に聴きやすい速さ。遅すぎず、速すぎず。 基本はベースがゴリゴリに刻んでるので曲に安定感が出てます。 低音経験者としてはこういうの好きなので、そういう曲ももっと出してほしい。

イントロはサスペンデッドシンバル、ドラムスからギターの流れがとてもいい! 直後にヴァイオリンやらこの曲調は想像できない… ヴァイオリンとギターが相反する気もするのですが、共存してるのが不思議な感じ。 イントロだけで幸せな気持ちになれますね!

Aメロは上のギターが控えめで、ベースギターがゴリゴリに8分音符で刻んでる。途中からヴァイオリン入ってきて、最後の方にグロッケンで上がってってBメロへの繋ぎ。

Bメロはクラップ気味の音が偶数拍で入ってきて、ヴァイオリンと上のギターが同じメロディを奏でる。後半は裏にキーボードでアルペジオを入れて盛り上げてサビへ!

サビからはチャイムが大活躍!入りの「カンカーン」で幸せオーラ全開!みたいな雰囲気を作りながら、ヴァイオリンは控えめに、さらにベースギターが主張を強めてくる感じいいですね~

中間部分でチャイムが「カーンカーンカーンカーンカーンカーンカーン」でアクセント入れてくるあたりもいい!メンバーの「ずるい!」ガヤも好き。

ここの間奏とフィニッシュ前にメンバーの「POPPIN LOVING」の歌詞アクセントに上ハモリありが加わる。 最初はまなかんメイン(2フレーズ目も?)、フィニッシュ前は1フレーズ目れいれいメイン、2フレーズ目たこちゃんメイン?(わからない!)

2番は繰り返し。 間奏でヴァイオリンが前出てきて、ちょっと厳かな雰囲気を作り、途中にクラップで一体感も生み出す。

Cメロは静かな雰囲気にするため、キーボードとコーラス、クラップとシンプルに。 りさちセリフでゴリゴリベースを復活させて、サイレンみたいな音でアップスケールして、ドラムス入れてサビに持っていく!

サビ、フィニッシュ前も同じ。 フィニッシュはヴァイオリンとドラムスで締めてます。

おわり


あとがき
かっこいい曲が似合うJuiceですが、かわいいや幸せ!に全振りした曲も似合う。 なんでも歌いこなせてすごい! またツアーで聴いてみたいですね! 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?