【エッセイ】恩師からお返事がきた話

1年遠回りしてしまったけど、無事に高校を卒業したことを伝えようと思って、二年ぶりにメールしたらお返事がきました。

先生の文章ってだだだだだーーーー!!!!ってかんじなんですよね。肩を鷲掴みにされて前後にブンブン揺さぶられるような、犬が飼い主のもとに全速力で駆けていくような、そんなイメージ。

迷惑だったらどうしようとかいろいろ考えてましたが、杞憂でした。とても喜んでくださって、私もうれしくなりました。


私は元々全日制の高校に通っていて、不登校になって留年しました。その後通信制高校に転学しました。先生は全日制高校にいたときの担任の先生です。前の学校は嫌な思い出があるけれど、でもこんな高校入らなきゃよかったって思ったことはなくて、それはやっぱり先生がいたからです。

どん底にいるときにも、数年たってもまた連絡したいなって思える素敵な人に出会えるってなんだか不思議です。自分の苦しさをはじめて伝えられて、それをちゃんと受け止めてくれた、感謝してもしきれない人です。第二のふるさとみたいな人。

さすがに今度会えませんかとは言えなかったけど、メールでやり取りできただけでも心が温かくなりました。またいつか会えたらいいなって思います。それまでにたくさん勉強していろんなこと経験して、パワーアップした自分で先生に会えるように、私は私の人生をめいっぱい生きようと思います。


普段一人が好きって豪語してるけど、でもちょっと強がりなところもある気がしてます。だって自分のことを全力で分かろうとしてくれる人と話すとすっごく元気になるから。そういう人がなかなかいないから、だったら一人のほうがましだって思っちゃうだけなところもあると思う。(人と一緒にいると疲れるのは事実だけども。。)

なにはともあれちゃんと報告できてよかったです。なんだか形に残しておきたいなって思って今日は文章を書きました。最後まで読んでくださってありがとうございます。


さと


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?