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#7【グループ紹介 -BEYOOOOONDS後編-】ハロプロについて語る

本記事ではハロプロのグループであるBEYOOOOONDSについて魅力をまとめていきます。

まずは前回の振り返り。

前回記事#6ではBEYOOOOONDSの誕生から現在までを簡単に振り返った後に、メンバーごとの紹介を書かせていただきました。

いつも通り魂を込めて書いておりますので、ぜひ読んでいただければと思います。イイね / コメントお待ちしております。

今回#7は楽曲の紹介を通じて、BEYOOOOONDSの凄いところ魅力を語りたいと思います。心がビヨーンと跳ねるような気持ちになる記事を書いていきますので、最後までお楽しみください。よろしくお願いします。

全て楽曲を紹介したい気持ちは山々なのですが、文字数の関係もあり以下の4曲に絞って紹介させていただきます。

・眼鏡の男の子(デビューシングル;19年8月)
・アツい!(1st.アルバム収録曲;19年11月)
・ビタミンME(2nd.シングル収録曲;21年3月※)
・激辛LOVE(2nd.シングル;21年3月)

※;MV公開は20年4月であり、そこからCD音源としてリリースされるまで1年弱の時間を要した。本当はもっと早く音源化する予定はあったのだろうが、コロナの影響で事務所としては売り出すタイミングを慎重に伺っていたと推察される。
結果として事務所の戦略は成功で、デビューから2連続オリコンウィークリーチャート1位という快挙を成し遂げた。

それでは上記4楽曲をリリース順に紹介していきます。どの曲も個性的クセになる曲ばかりです。各曲ごとに「私的キャッチコピー」をドーンと書かせてもらってから、詳細な魅力を語っていきます。Let's go!

①眼鏡の男の子

す、す、す、寸劇っ!?既成の枠組みを超えた新感覚の楽曲!

この楽曲は主人公(演;山﨑夢羽)の女子高生の恋を描いたものになっています。通学時にたまたま乗り合わせた眼鏡の男の子(演;前田こころ)、名前も知らぬその男の子に恋心を抱くという設定です。しかし、この曲のラストで実はその男の子に彼女(演;清野桃々姫)がいるということが判明し、あえなく失恋してしまうというストーリーになっています。

この曲は変態的な作りになっています。しかしその変態さの中に確かな魅力があります。以下では、私がこの曲のどんなところに心惹かれたのかについて語っていきたいと思います。

およそ世の中に存在する多くの楽曲は歌声や楽器の音で始まるものでしょう。
しかしながらこの曲は違います。この曲はなぜか寸劇から始まるという、理解不能な楽曲となっています。そして、この寸劇が非常にシュールでなんだかクスッと笑えてその後の展開が気になってしまうのです。

曲が実際に始まるのは1:49〜です。このイントロの電子音が凄いカッコいい。そして、出てくる子たちみんなキラキラしてるなあという印象を受けますね。

サビは2:21〜で「優しい顔した男の子」というフレーズから始まります。ダンスもやはりハロプロで鍛えられているだけあってレベルが高い。デビュー曲でこのクオリティの高さなのかと思わず舌を巻きました。

ビヨーンズは勿論キテレツさを売りにしているところはありますが、やはりハロプロのアイドルとしてクオリティの高いパフォーマンスをしっかり提供できていると感じます。ただ単純に変わったことをやっているだけでは、ここまで魅力ある集団にはなり得なかったかなと思っています。

以下、この楽曲における私的推しポイントを箇条書きでまとめます。再生時間とセットで記載するので、気になるところがあったら、シークバーを動かして探していただければと思います。

・2:30〜2:32;西田汐里「素顔が見たい」というフレーズ。表情が可愛すぎる。歌声も最高。しおりんしか勝たん!
・3:55〜4:01;西田汐里「毎朝見ていたキミはいずこ?」というフレーズ。歌声めっちゃ透き通っててキレイ。やはりしおりんしか勝たん!
・4:47;一岡伶奈「幸せそうね」というシーン。ここで最後ちょっと口を「ムッ」とする瞬間がとても可愛くてたまらなく愛おしい。いっちゃんがいっちゃん最高やねん!
・4:56〜5:01;山﨑夢羽「大したことないじゃん!」というラストのフレーズ。「ないじゃん」の「い」がhiDまで上がり、フレーズ終わりはhiBのロングトーンになります。このパートは、はねっちの声の艶と厚みを感じられるのではないでしょうか?やはりはねっち圧倒的っ!

以上、楽曲「眼鏡の男の子」の紹介でした。魅力を知ってもらえたでしょうか?

②アツい!

クラシック、ハードロック、スピードメタルごちゃ混ぜのやりたい放題ソング

この楽曲はとにかく熱く盛り上がろうぜ!というものになっています。特にサビでは「jump! jump!」という掛け声もあり、この曲1番の盛り上がりポイントと言えるでしょう(※)。

キャッチコピーでも紹介している通り、クラシック音楽的な部分とロック / メタルが融合されており、曲調のダイナミックな変化を楽しめる曲となっています。

※;残念ながら2020年からハロプロのコンサートにおいてライブ中のジャンプ行為は禁止となった。節度を守れず周りに迷惑をかける人が跡を立たなかったためである。もっとも、現状(2021年)においては、そもそも観客は全員着席が義務付けれておりジャンプすることなど論外なのだが...

「アツい!」の大まかな曲の流れを見ていきましょう。

この曲はゆったりしたピアノソロから始まる。ここのピアノはメンバーである小林萌花が実際に弾いているパートとなっています。またMVにおいては平井美葉と里吉うたのによるダンスコラボも見どころです。この3人のスキルが存分に発揮された曲でありBEYOOOOONDSの大きな武器と言えるでしょう。

冒頭のピアノが終わると「ビヨーンズ 、アツいー!」という掛け声から、一気にスピード感MAXのメタルな曲調に変わります。それと同時にメンバーたちの顔芸が始まり最後まで突っ走っていきます。

2番のサビが終わりクソかっこいい(※1)ギターのパートがあります。その後は、再びピアノをメインに据えたゆったりとした曲調に戻ります。しかしながら、これは最後のサビで盛り上がるためにあえてこのような休憩タイムを設けているということらしいです。このことは曲中でメンバーが説明してくれています(※2)。該当部分は3:20〜になります。聴けばわかりますが本当に忙しい曲です。

※1;マジでカッコいい。おそらくだが、海外のメタルバンドDragonForceを意識して作ったのではないかと思っている...
※2;「説明してくれています」とはなんぞや?と思ったのなら聴いてみて欲しい。その意味がわかるはず。

曲調が激しく、またダンスも非常に激しい動きとなっているため、パフォーマンスは実際のところやや辛そうな印象を受けますが、むしろそのせいか熱量が伝わってきます。私はまだ現場で見たことはありませんが、ライブBlu-rayでもその熱さは十分に感じ取れます。宣伝のためにアマゾンのページを貼り付けておきます。

MVを見て気になったらぜひ購入してみてください。

以下、私的推しポイントを箇条書きでまとめます。先と同様に再生時間も書いておきますね。

・1:13〜1:17;みんなで仲良くヘドバンするシーン。首の怪我だけはしないように気をつけて欲しいものです。
・3:05〜;山﨑夢羽と島倉りかによるエアギターパフォーマンスのシーン。上でも述べたギターの音がかっこいいところになります。
・3:23〜3:50;岡村美波、江口紗耶、島倉りかによる演劇パート。謎の小道具とみんなの悪そうな表情が最高にクレイジー

以上、「アツい!」の紹介でした。この曲もっとバズれ!

③ビタミンME

かわいいが詰まってるんだぞぃ!耳で聴く心のビタミン剤

この曲にもストーリーがあって、ビヨーンズのメンバーが妖精として私たち現代人を励ましてくれるという設定になっています。要するに私たちの心にビタミンを注入してくれるということですね。

コンセプトとしては、明るい・楽しい・可愛いを全面に押し出したポジティブソングとなっております。歌詞はちゃんと聴くと良いこと言ってて、人生を送っていく上で励まされる歌であると言えるでしょう。

この曲もBEYOOOOONSお得意の演劇パートから始まります。ここの茶番感が私は好きです。後で推しポイントでも話します。

くるみんの「野菜の力をチャージしましょう!」のセリフ後から本格的に曲が開始します。曲中はずっとメンバーの表情が豊かで、それを眺めているだけでも楽しめるのが魅力ですね。

非常に明るい陽な曲なのでライブで盛り上がること間違いなし...のはずですが、そこは今このようなご時世ですので心の中でコールしましょうね。

この曲は推しポイントがたくさんあるので、いっぱい紹介したいと思います。

・00:15;里吉うたの「もっと声を出しましょう」のセリフ。なんか可愛い。
・00:22〜00:30;山﨑夢羽と前田こころの茶番シーン。二人の喋り方がコミカルで笑える。
・3:03〜3:06;西田汐里「私には可能性が詰まってるんだぞぃ!」のセリフ。この曲1番の見せ所と言っても過言ではないこのシーン。前回記事でも述べましたが、これがきっかけでしおりんを推すことにしました。
・3:36〜3:38;島倉りかがハンカチを噛むシーン。りか様の表情から本当に悔しそうな気持ちが伝わってきて良い。
・4:11〜4:13;岡村美波「みいみ!」のコール。早くこれがライブでできるようになりたいところですね。

以上、「ビタミンME」の楽曲紹介でした。皆様の心のビタミンチャージできましたか?

④激辛LOVE

クセになるrhythm & rhyme!病みつき必至の洋楽テイストソング

キャッチコピーにて「洋楽テイスト」と書きましたが、それもそのはずで、実はこの曲は英国女性ボーカルグループ'Toto Coelo'「Dracula's Tango (Sucker For Your Love)」という原曲をアレンジしたものになっているのです。

洋楽というのは韻(rhyme)を大切にするので、そのrhyme感が今回の楽曲にもきちんと引き継がれていて耳に残りやすい楽曲となっています。

曲の大まかな流れですが、まず恒例通り演劇パートから始まります。メンバーそれぞれが自然体で演技できているなあと改めてビヨーンズメンバーの演技力の高さを感じます。

そして清野桃々姫によるトークボックス演奏から本格的に楽曲スタート(00:44〜)。口にチューブのようなものを含んで演奏しているこの楽器がトークボックスというやつです。

桃々姫パートが終わると歌×ダンスのパフォーマンス開始といったところ。ここからは、電子ドラムのビート感がめちゃくちゃ気持ち良くて思わず踊りたくなるような曲調が続いていきます。

2度の転調を経てキーが上がっていくため、曲が進むにつれてどんどん盛り上がっていきます。歌う側は大変そうですが...

そして、この曲もめちゃくちゃ推しポイントがあるので、たくさん紹介したいと思います。

・1:45-47;山﨑夢羽による舌出し顔芸。彼女はこういった表情作りを全力でできるメンバーですね。
・2:12-15;岡村美波「辛辣な女だもん」というフレーズ。声色から辛辣な感じが伝わってきてとても良い。
・2:35-37;里吉うたの「トリコになる」というフレーズ。うーたんのトリコになってください
・3:11-17;一岡伶奈「一言ズバリあなたのために甘えた恋などしたくはない」というフレーズ。表情、勢い、歌声どれをとっても最高。いっちゃんがいっちゃんが最高やねん!
・3:17-3:20;小林萌花がドラを叩くシーン。人生において、こんな100点満点の笑顔を見たことありますか?私は初めてでしたよ。

■さいごに / 次回予告

本記事ではBEYOOOOONDSの凄いところや魅力について、楽曲の紹介をする中で語らせてもらいました。

私のアツい!気持ちがこれを読んでいる皆様に伝わっていればいいなと思いました。そしてこの記事をきっかけにビヨーンズに興味を持っていただけたなら、これ以上嬉しいことはありません。

次回#8からはハロメン個別紹介シリーズを始めます。記念すべき第1回アンジュルムより川村文乃(かわむー)を紹介します。

かわむーのこれまでを辿ると共に、推しポイントについて以前の記事では伝えきれなかった詳細に踏み込んで紹介させてもらえればと思う所存です。

ちなみに過去にアンジュルムのグループ紹介記事を2つ書いています。リンクを貼り付けておきますので、良かったら読んでいってください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。イイね / コメントお待ちしております。それでは次の記事でお会いしましょう。

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