見出し画像

#13【グループ紹介 -Juice=Juice編-】ハロプロについて語る

本記事はハロプログループの1つであるJuice=Juiceについて紹介します。これまでにアンジュルムとBEYOOOOONDSについては紹介記事を書いているのでぜひそちらもチェックいただけると幸いです。

各グループ前編・後編に分けて書いているので、前編を読んで気に入ったら後編も読んでいただければと思います。イイね/コメントもお待ちしております。

これまでのグループ紹介記事と同様にまずはグループについての基本情報をまとめていきます。それから、各メンバーについて推しポイントを語った後に、Juice=Juiceのオススメ楽曲をMVで紹介したいと思います。

今回の記事は長くなりそうですが、ぜひ最後までお付き合いください。頑張りまなかんしていきましょう!

■グループの基本情報

ここではメンバーの入れ替わりやグループにとって重要な出来事について時系列でまとめていきます。

まずは結成時のメンバー構成を記しておきます。

【結成メンバー;6人】
★リーダー;
・宮崎由加
●サブリーダー;
・金澤朋子
○メンバー;
・高木紗友希
・宮本佳林
・植村あかり
・大塚愛菜(メジャーデビュー前に脱退、理由は謎)

ここからグループの変遷について大きく3つのフェーズで整理しています。

●デビュー〜初の追加メンバー加入
・2013年2月にJuice=Juice結成
・同年9月「ロマンスの途中」でメジャーデビュー
・2016年11月初の単独武道館公演
・2017年6月初の追加メンバーとして段原瑠々と梁川奈々美が加入

●初の追加メンバー加入〜初代リーダー宮崎由加卒業
・2018年6月稲場愛香が加入
・2019年3月梁川奈々美が卒業
・同年6月宮崎由加が卒業、同時に新メンバーとして工藤由愛と松永里愛が加入、金澤朋子が新リーダーに、高木紗友希が新サブリーダーにそれぞれ就任

●初代リーダー宮崎由加卒業〜現在
・2019年12月初の代々木第一体育館公演
・2020年4月井上玲音がこぶしファクトリーから移籍/加入
・2020年12月オリジナルメンバー宮本佳林が卒業
・2021年2月オリジナルメンバー高木紗友希が脱退(※)、現在に至る

※高木紗友希の脱退についての詳細は以下の記事で色々語っています。以下のリンクから記事へ飛べるようになっています。

最後に現在のメンバーを確認しておきましょう。

【現メンバー;7人】
★リーダー;
・金澤朋子
●オリジナルメンバー;
・植村あかり
○追加メンバー(序列順に);
・稲場愛香
・井上玲音
・段原瑠々
・工藤由愛
・松永里愛

高木脱退後のサブリーダー後任はいない状態です。以上、グループの変遷について簡単にまとめました。

■メンバー紹介

ここでは現メンバー7人について一人一人細かく紹介していきます。

★リーダー;
・金澤朋子(かなざわともこ)

かなとも

結成当初からのオリジナルメンバー。

通称かなとも、ともちゃん。「かなとも」呼びがメジャーだと思います。私もこちらのニックネームで呼んでいます。私的かなともの推しポイントは「圧倒的ビジュアル/癖になる歌声/ストイックさ」など色々あります。

これらの推しポイントの中でも、私は特に歌声に注目しています。デビュー当初から歌唱力の高いメンバーであり、歌割も多くもらっていましたが、キャリアを重ねる中でその技術と魅力はますます高まってきました。

彼女の歌はリズム・ピッチが正確であり、いつでも安心して聴くことができます。そして1番の武器は裏声でハイトーンをバッチリ決めるところだと思っていて、そのポイントがわかる映像を紹介します。

・「Jupiter(原曲;平原綾香)」

こちらは平原綾香のJupiterをカヴァーしたものになります(4:34〜)。音域が上にも下にも広い超難曲ですが、堂々と立ち向かいしっかり形にしてしまう彼女のスキルの高さにはビックリです。Juice=Juiceの歌を支える彼女からこれからも目が離せませんね。

ちなみに、かなともについては個別紹介記事を書いているので、彼女のことをもっと詳しく知りたいという方はぜひ読んでいってください。以下のリンク先から飛ぶことができます。

●オリジナルメンバー;
・植村あかり(うえむらあかり)

うえむー

結成当初からのオリジナルメンバー。

通称あーりー、うえむー。私は「あーりー」と呼ぶことにしています。私的あーりーの推しポイントは「柔らかい歌声/ド天然なところ」です。

ここでは彼女の歌声をフィーチャーして紹介したいと思います。あーりーは上で紹介したかなともとは異なり、デビュー当初は歌を苦手にしており、なかなか歌割が与えられなかったメンバーでした。しかしながら、某ヴォイストレーナー(※)のもとで修行を積み重ねることで、徐々に歌割が増え、ついには重要なパートも任されるほどに成長を遂げました。

※ハロオタがみんな大好きな「菅井ちゃん」こと、菅井秀憲先生である。菅井先生はあーりーに初めて指導をしたときから、彼女の歌の才能を見抜いていたようだ。

そんな成長を遂げた彼女の歌は「声の柔らかさ」がウリで、それがわかるような映像を以下で紹介したいと思います。動画4:20から彼女のレコーディング映像が始まります。

ハロプロはこんなものまでタダで見せてくれるのだから神だ。感謝感謝。

映像の中でディレクターのたいせい(シャ乱Q)にも「歌上手くなったな」と褒めれており、実際に最新曲「がんばれないよ」の歌い出しはCD音源でも、あーりーに任されています。

○追加メンバー;
・稲場愛香(いなばまなか)

まなかん

加入時期は2018年6月。

通称まなかん、いなばっちょ。私は「まなかん」と呼ぶことにしています。私的まなかんの推しポイントは「究極のダンススキル/沼落ちする可愛さ・あざとさ」です。

あざかわなところ(※)も紹介したい気持ちは山々なのですが、ここでは断腸の思いでダンスについて紹介させてもらいます。

※握手会などイベントでのオタクへの対応は半端ないらしい。私は行ったことがないのでわからないが「落ちるわけがない」と思っていても簡単に落とされてしまうほどの魅力を放っているらしい。まなかん恐ろしい子。

彼女のダンスはハロプロ内で最高レベル、というか頂点に位置していると言っても過言ではないでしょう。勿論人によって好みはあるので、それぞれ評価が分かれるところはあると思いますが、ハロプロDDの私がなるべく客観的な視点で見たときに、彼女のダンスはやっぱりNo.1かなと感じてしまうのです。

彼女のダンスについて言えば、やはり動き1つ1つが極めて速く、小柄な身体からは想像できないほどのパワーを見せつけてくれます。その力強さがわかる映像を紹介しましょう。

実はまなかんは体調不良で一定の期間休養していました。これはその休養が明けて復帰直後にダンスの自主練習をしている映像になります。

15分あたりの動きがヤバイですね。とても休養明けの動きとは思えないです。しかし、本人はこれでも「身体が重い、動かない」と言っているので、彼女の求めるレベルはもっと上だということなのでしょう。ライブではぜひ彼女のダンスに注目してみてください。

そして、最後にまなかんファンは以下の書籍をチェックされたい。

まなかんの大ファンである関西大学の教授が執筆された本なのですが、まなかん及びJuice=Juiceへの愛情が伝わる素晴らしいものです。

・井上玲音(いのうえれい)

れいれい

加入時期は2020年4月。

通称れいれい。基本的に皆さん「れいれい」で呼んでいるかと思います。私的れいれいの推しポイントは「ボイスパーカッションのスキル/低音ヴォイス/コミカルなキャラクター」です。

れいれいと言えばボイスパーカッション。これをを紹介しないわけにはいかない、ということでれいれいがボイパを披露している映像を一緒に見ていきましょう。

ボイパの様子は4:31〜になります。彼女自身ボイパの経験は4年ほどになるそうですが、今回は彼女にとって新しい技法が出てきたようでかなり苦戦している様子が見てとれます。

しかしながら練習を重ねるごとにどんどん上達していき最終的にはレコーディング本番ではバッチリ決めてくれています。そしてレコーディング直前の練習はなんとたったの1時間程度だっというのですから驚きですね。

このボイパスキルは既存のJuice=Juiceの楽曲にも導入されており、ライブの定番曲CHOICE&CHANCEの2番終わり間奏で聴くことができます。せっかくなので、そちらの映像もご紹介しておきます。

彼女はこれまでJuice=Juiceになかった新しい風を吹かせてくれることでしょう。きっとこの数年は面白いJuice=Juiceが見れると思います。楽しみですね。

・段原瑠々(だんばらるる)

段ちゃん

加入時期は2017年6月。初のJuice=Juice追加メンバーとなった。

ニックネームが渋滞。るるちゃん、るっる、るーちゃん、だんばらん、段ちゃん。私は「段ちゃん」と呼ぶことにしています。私的段ちゃんの推しポイントは「圧倒的な歌唱・ダンススキル」です。

段ちゃんは歌が取り立ててフィーチャーされますが、実はダンススキルも尋常ではなく高いです。間違いなく彼女が今のJuice=Juiceにおいてはパフォーマンスの大黒柱、エースであると言えるでしょう。

ここでは歌とダンスの両方について、彼女の高いパフォーマンススキルが見られる映像を紹介していきます。

まずは歌の方から。「段ちゃんと言えばこれ!」という曲があるので、その映像をお見せします。

・「Fiesta! Fiesta!」

注目すべきは段ちゃんの歌い出し「情熱を解き放とう」というパート。もはやJuice=Juiceライブの名物と化していますが、何度も聴いても凄い迫力ですね。1番音が高くなるところ(放とうの「は」)で少しひっくり返し気味に歌うのが段ちゃん流です。

Juice=Juiceに追加メンバーとして入ったとき賛否両論(主に「否」)あり、古参のファンからはウェルカムな雰囲気では迎え入れられませんでした。しかしながら、この圧倒的な歌い出しで既存ファンの心をかっさらい、めでたく心の底から受け入れられたというストーリーがありました。上でも書きましたが、そんな彼女が今ではパフォーマンスのエースメンバーです。感慨深いですね。

次はダンスについて紹介します。

・「DOWN TOWN」

6:18〜曲スタートです。このDOWN TOWNはシュガーベイブという70年代に山下達郎が率いたバンドの曲です。数十年の時を経てJuice=Juiceがこの曲をカヴァーしたものになっています。

注目のダンスパートは8:53〜になります(衣装カラーは黄色)。段ちゃんは身長が高く、手足が長いため素早く身体を動かすという点ではハンデがあるように思われますが、彼女について言えばそれは杞憂です。映像の通り凄まじいアジリティで全身を動かすことできて、かつ、長い手足を生かしてダイナミックなダンスを見せてくれます。

ライブでは彼女の歌だけではなく、ダンスにも注目して見るとより楽しむことができるのではないでしょうか。

・工藤由愛(くどうゆめ)

タコちゃん

加入時期は2019年6月。

通称タコちゃん、ゆめちゃん。私は「タコちゃん」と呼ぶことにしています。なぜタコちゃんというニックネームなのか?それは彼女が異常なまでにタコ(※)を愛しており、自らもタコちゃんと呼ばれることを望んでいるからです。

※八本の足を持つ海洋生物である。酢ダコにしたり、茹でダコにしたりして楽しむアレである。

私的タコちゃんの推しポイントは「全てにおいて常に全力なところ」です。ライブもトークもブログも手を抜くことを一切しません。こんなに一生懸命なアイドルは生まれてこのかた見たことがないというくらいに全力でアイドル活動に取り組んでくれているメンバーです。

全てにおいて全力なタコちゃんですが、やはり1番凄いのは彼女のブログでしょうか。どう凄いのかは見ればわかるので以下に彼女のブログリンクを貼り付けておきます。

「長っ!」という声が聞こえてきました。そうなんです、彼女のブログはとっても長いのです笑。凄いのは毎日休むことなく更新しているというのに、いつもこのボリュームでブログを我々にお届けしてくれるところです。

長いのも当然で、なんと前回ブログの振り返りから始めて、その前回ブログに対するファンからのコメントを全てチェックしたうえでコメント返しまでやっているのです。その後に本題(その日の出来事がメイン)に入り、その本題についてもトピックを複数準備してくるというマメさ。そして遊び心も忘れず文章の中に「タコ」という文字列をわざと入れてくることがあります。

今回はブログを取り上げて紹介しましたが、勿論パフォーマンスにおいても常に全力であり妥協は一切ありません。まだまだ若いメンバーですが、着実に力を付けていって、近い将来はJuice=Juiceを支える柱となってくれることを期待しています。

・松永里愛(まつながりあい)

やふぞう

加入時期は2019年6月。上で紹介したタコちゃんと同期。

通称やふぞう、りあい。私は「やふぞう」と呼ぶことにしています。タコちゃんに引き続き、また変わったニックネームとなっていますが、これは彼女のブログの最初の挨拶が「やふぞう」から始まることに由来しています。

私的やふぞうの推しポイントは「若手とは思えぬパフォーマンス力/実年齢とのギャップ溢れる大人っぽさ/クレイジーなところ」です。

彼女がグループに加入してから初めてのレコーディング映像があるので、以下で紹介しましょう。

・「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?

やふぞうレコーディングは17:08〜です。

初めて聴いた時思わず「おお、うめえなこの子!」と言ってしまいました。このクオリティですが、当時14歳の中学二年生だというのだからビックリですよ。

ディレクターたいせいのコメントにも即座に対応しており圧倒的センスの高さを感じます。そして、この時は新人でありながら重要なパートである落ちサビを任されることになりました。

ちゃんさん、紗友希がいなくなったこともあり、ここ最近はやふぞうに歌割がどんどん回ってきています。実戦を重ねる中で彼女のスキルが更に磨かれていくことを楽しみに待っています。

以上、簡単ではございますがメンバー紹介をさせてもらいました。気になったメンバーはいたでしょうか?

■オススメ楽曲

ここではJuice=Juiceの楽曲で私が皆様に特に聴いて欲しい曲を4つセレクトしています。ダラダラ語ることはしません。耳で聴いて感じて良いなと思ったら楽曲を購入していただければ嬉しい限りです。

・「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?

2019年6月リリース。曲タイトルが長く「ひとそれ」と略される。この曲のキャッチコピーは

女性の心を掴んで離さない、セツナ系ソング

です。Juice=Juice楽曲MVの中で再生数が最も多く、非常にキャッチーで人気のある曲となっています。Juice=Juiceをよく知らない人でも、この曲だけは聴いたことがあるかもしれませんね。

・カラダだけが大人になったんじゃない

2016年1月リリース。

戦う強い女性を描いたオシャレソング

イントロや間奏で流れる金管楽器のようなサウンドが心地よいアップテンポな曲。個人的にはJuice=Juiceの曲の中で、この曲が1番好きです。

・伊達じゃないよ うちの人生は

2014年10月リリース。

サビの高音ロングトーンが気持ちいい、ぶち上げソング

キャッチコピーにもある通り注目すべきは、サビで出てくる「夢も恋も両方手に入れたい」というパート。ここのロングトーンは迫力があって聴いていてスカッとします。個人的にこの曲も超お気に入りの曲です。

・DOWN TOWN

2021年4月リリース。現時点(21年5月)での最新曲。

新制Juice=Juiceが魅せる、稀代の名曲カヴァー

レジェンド山下達郎が率いていたシュガーベイブの曲をカヴァーしたものになります。軽快なシティポップ風にアレンジされており、これまでにないほどスタイリッシュな楽曲だと思います。そして、れいれいを迎えた後のリリース曲ということもあり、彼女の特技であるボイパがフィーチャーされています。

■最後に / 次回予告

今回記事#13ではJuice=Juiceの基本情報(結成から現在に至るまでの歴史)やメンバー情報について整理し、オススメの楽曲をいくつか紹介させてもらいました。

この記事をきっかけにJuice=Juiceというグループの魅力について気づいてもらえたなら、あるいは再発見してもらえたならば、これ以上嬉しいことはありません。

さて、次回記事#14では新しいジャンルの紹介記事を書こうと思っていて、ズバリ内容としては「ライブ映像作品レビュー」で考えています。

記念すべきレビュー第1回として取り上げる映像作品は「アンジュルム コンサートツアー2017春~変わるもの 変わらないもの~」になります。

「今Blu-rayを持っていないけど記事を読んで購入しようと思いました」と言ってもらえるような文章を書ければいいなと思っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回記事でお会いしましょう。それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?