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派遣会社に登録をしてみたら…

その後、5社くらいハローワーク経由で応募していますが、すべて書類で落ちています。
もっと応募したいのですが、そもそも60歳定年のところが多いので、送りたくても送れません。
求人票に「年齢不問」と書いてあっても、問い合わせてみると実際には40代までを希望されていたり、20代、30代が多い職場なので、30代までが望ましいといった本音がわかります。
そういったところに応募してもムダでしょう。

それはしかたがないのですが、なかには応募してもまったく連絡がないところがありました。
ハローワークに問い合わせて不合格を知る、みたいな。

もちろん、「一次合格の場合のみ連絡」と書いてあれば、応募して10日返事がなければ「落ちたな」と思います。ただ、求人票には「採否にかかわらず連絡」と書いてあるのなら、やはりなんらかの連絡は、たとえテンプレートの文章をメールで送るだけでもビジネスとして当然だと思うのですが。

誰でも生活者のひとりである以上、その企業や組織に筋の通らない扱いをされたら、今後、その企業の商品やサービスを購入するときやメディアやSNS、クチコミなどを通してその名まえを聞いたときに、よい印象を抱かないと思うのです。

人事担当者は、不採用の人間は目に入っていないのかもしれません。
でも、そんなところだったら、もし、採用されても勤めたくなる環境ではないかもしれませんね。

ハローワークにこだわらす、自分のスキルに合った派遣会社に登録してはどうかと勧められ、いくつかに登録しました。
派遣会社のなかには特定の業種や業界に特化したところや強い企業があります。
いまや人材派遣会社はコンビニより多いそうなので(よく調べていないのでごめんなさい)、これもまた自分のスキルに合ったところでないとなかなかいい出会いがありません。

そういう特化型の派遣会社に5年ほど前に登録したことがあります。
面接に行くと、30代くらいの担当者に、

「50代くらいの人にご紹介できるところはないですね。一応、探してみますが期待しないでください」

と言われました。
それはそれでハッキリしていていいのですが、担当者の態度や言葉尻にこちらをとても見下したようなトゲがありました。
当時ですらいくつも面接で落とされ、面談で断られて、こうした態度に慣れてはいましたが、気の弱い人ならメンタルがぐちゃぐちゃになったのではと思います。

そんなこともあって、特化型こそ年齢でハネられるのではと躊躇していたのです。
でも、支給の残りも少なくなり、そんなことはもう言っていられません。

いくつか登録して、週に10社くらいエントリーしましたが、やはりなしのつぶてが数社あります。
そういうところはもう気にしないことにしましたが、やはり腑に落ちないものがあります。
おそらく、自分ならなんとしてでも返信するだろう、そんな自分が職につけなくて、そういう対応しかできない人が会社に守られていることにモヤッとしているのだと思います。

恨み言をいってもしょうがないので、前に進みましょう。

すると下手な鉄砲も数を打てば当たるのか、希望したところとは違う企業ですが、「短期限定なのですが、行ってみませんか」と声がかかりました。

やはり、数はたいせつなんですね。

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