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「Room1103 #5」ハイライト文字起こし

2024年9月6日に生配信した「Room1103 #5」の一部をテキストでお届けします。

新居昭乃さん LIVE TOUR 2024『Botanical Note』

Hitomi

今月の9月1日ですね。ykが新居昭乃さんの新しいアルバム『Botanical Note』のリリースツアー、東京公演でゲストコーラスということで参加をさせていただきました。

yk

当日にアルバムもリリースになりましたね。
この中の「Orlaya」と「Clover」という曲で私もコーラス参加させていただいて、その関係でツアーの初日公演でゲストで呼んでもらった形になります。
本当に光栄なことだったよね。

このアルバムはちょっとすごいね、うん。すごく素敵なアルバムだね。

Hitomi

新居昭乃さんをご存知の方は多いと思うんですが、ここ数年の昭乃さんがまたちょっと違う感じというか、研ぎ澄まされていくような感じがあって、また素晴らしい。

yk

何て言うか、高みを感じるよね。
紡ぐ音ひとつひとつの、気迫って言ったら重い言葉になっちゃうけど、すごく美しい音なんだけど迫力がある。重みと、まっすぐ心に伝わってくるような音。うまく言えないけど、素晴らしいですね。

アルバムの中でも2曲歌わせていただいて。
このお話を頂いたのがちょうど1月ぐらいだったね。で、だいたい5月くらいに「Orlaya」を録って、6月ぐらいに「Clover」を録っていたのかな。
このアルバムに参加できたことが歌い手・ykの今のハイライトのような気がします。本当に私にとって宝物ですね。
このアルバムの中に「宝物を探そう」っていう歌詞が出てくる曲があるんだけど、本当に宝物だなと思います。

Hitomi

ライブどうでした?

yk

すごく緊張しましたよ。びっくりするぐらい緊張して。でもいい経験だった。
WWW Xという会場だったんですけど、VJで何回か、それこそSYNCHRONICITYのworld's end girlfriendとかで演出したことはあったんですけど、自分がまさかステージに立つとは思っていなくて…本当に緊張しましたね。
(中略)本番もそうだったんだけど、リハーサルも…8月末にリハーサルを昭乃さんと一緒に入ったんですけど、その時が一番緊張したかも。初回合わせ。
(中略)一緒に歌う曲の音を重ねてるとき、「Clover」と「Orlaya」はアルバムのために作られた曲だから、わりと昭乃さんの中でも新しい作品で、そこを音を重ねていくっていうのはできたんですけど、VOICESが…昭乃さんが歌った時にその部屋の空気がずんと集まるような、重みみたいなものを感じて、何て高みの歌い方なんだっていう風に感じました。
あれはとてもいい経験。そういうのが分かる耳が育ってて良かったな、なんて思ったりしたんです。

Hitomi

歴史と共に育っていくタイプの曲ってあるよね。
昔、Sly & the Family Stoneを観た時に、「Family Affair」とか聴いた時にそれを思った。

yk

名曲の重みみたいなものかな。
VOICES好きで、家で歌ったりとかしていた曲なんだけど、もう何て言うか、この歌い方ではダメなんじゃないかって思って、ちょっと色々苦悩するくらい圧倒されましたね。
でも結局もう変に変えずに歌ったんですけど。すごい良い経験でしたね。

(「Orlaya」について)歌詞もすごく素敵なんだよね。「悲しみに似た喜び」とか、諦め・諦観の中を毎日、日々重ねていく。
私の中では、毎日を重ねていくっていうことはすごく精神力がいることで。エールが込められているなと思いつつ。
すごく複雑な感情を歌っているんだけれど、美しくて。すごく好きな歌だな、私も。都会の曲。ため息のような曲だね。

Hitomi

歌っている内容が複雑で玄妙な分、「Orlaya」の方が難しそうだった。

yk

そうかもしれない。その中で自分はどういう感情で歌えばいいかなっていうのに苦悩したのは「Orlaya」の方だったと思う。お花買ってきてずっと眺めたりしたよね。

Hitomi

「Clover」の方がすんなり?

yk

だね。「Clover」の方はkidlitのチエさんが参加なさって、チエさんと私がキラメキ担当なんですよって言ってもらって、じゃあこれをキラキラして歌ってみようと思って、昭乃さんの歌を風がキラキラ包んでいるみたいなイメージで歌ってましたね。

Hitomi

楽しそうだったね。

yk

そう。
レコーディングはずっとHitomi君が手伝ってくれて、それも助かりましたね。

11月29日 「Billion Balances Release Party」

Hitomi

これは既報の通りですが、僕らの2番目のアルバム『Billion Balances』が11月3日にリリースになります。
で、そのアルバムのリリースパーティーが11月29日(金)、新宿のWildside Tokyoで開催になります。
こちらもいろいろ整ってきまして、今日は詳細をお知らせできるかなというところでございます。今回、3マンでお届けします。

1組目、mizuirono_inuを呼びます。
mizuirono_inuは去年彼らの企画に呼んでもらったんだね。春、4月か。yukakoは今年の7月にVJでも出たね。

yk

「WIPEOUT TOKYO」で、Smanyさんの時に。ちょいちょい観にも行かせてもらってて。

Hitomi

仲良くさせてもらってて、ありがたいよね。
今回僕らのリリースパーティーに呼ばせてもらいました。

yk

何て言うか、大好きなんですよね、このカオス感。混沌だけど、人によってはうわってなる表現もあったりすると思うけど、でも綺麗なんだよね。
何かとても純粋性を私は感じるので、mizuirono_inuは大好きで。
今回のアルバム『Billion Balances』は多様性を歌っている…多様性の大事さを提唱してるような作品でもあるから、そういう雰囲気にも合ってる気がするんだよね。
おすすめです。

Hitomi

もう1組。
Acidclank。Solo Setでお呼びします。

yk

初めてお呼びします、というかずっと呼びたくて。私達が知ったのは、フジロックにAcidclankさんが出演されてて、ルーキーで出て、それで次にレッドマーキーへ出て。
大阪で活動なさってたんだよね、ずっと。それも気になってたけど、関東の方に拠点を移して、ライブのオファーを受けてるみたいのをSNSで流していらして、これは呼びたいと思ってて。
でもちょっとタイミングが合わず…やっと呼べた。何て言うか、もう念願ですね。

Hitomi

SNSで拝見するライブ映像とかもすごくかっこよくて。
洗練されている。

yk

(中略)私たち以外は組めないって思う、このイベント。自信のあるイベントですね。

Hitomi

Wildside Tokyo、音響も映像も非常にいいので、ぜひ楽しみにしていてください。11月29日でございます。

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