見出し画像

エルドリッチのこれまでとこれから

どうも、はじめまして。

宮城で遊戯王をひっそり嗜んでるヘル猫と申します。今回初めてブログとして文章を書くにあたって、自分が最近長く使っていた『エルドリッチ』についての自分なりの解釈を書いていこうと思います。エルドリッチに興味がある方や知識伸ばしたい方は是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

〜目次〜

  • エルドリッチについて

  • POTE発売前までの話

  • POTE発売後の話(主にスプライト対面について)

  • 今まで試した型についての各評価

  • 相性の良かった(悪かった)カード群

  • まとめ


①エルドリッチについて
・マスターデュエルでご存知の方も多いと思いますがこのデッキは黄金卿エルドリッチのモンスター1種類のモンスターとその他魔法・罠カードを多用して戦う『罠ビート』系のアーキタイプのデッキになります。
・罠デッキ特有の『虚無空間、王宮の勅命、スキルドレイン』等も無理なく積むことができて且つ、エルドリッチ自身の効果で自分の永続罠を墓地に送り疑似的な自己解除も可能なデッキです。環境によって罠の種類を変えて柔軟に戦えるのがこのデッキの最大の利点だと思います。

②POTE発売前までの話
・主には〜2022/3月(YCSJ横浜辺り)までの話になりますが、勇者デスピア・天威勇者等が環境上位にいた時の環境だと、正直このデッキは立ち位置があまり良くない印象でした。事実、ミラジェイドのモンスター除外効果や天威勇者の先行盤面を返すのがかなりきついと感じたので向い風な事に変わりないと思います。

③POTE発売後の話
・ご存知の通りスプライトが環境に台頭した為、
それまでのメタゲームが大きく変わりました。

~第87回ネクストプレイ杯より引用~

・スプライトがシェア率トップ、次点で烙印ティアラメンツ・エルドリッチ・それ以下…というのが全国的に見ても現状だとは思います。(地域差はあると思いますが)
・スプライトのメインに採用される主な誘発から挙げると
【エフェクトヴェーラー 】
【無限泡影】
【ニビル】
【幽鬼うさぎ】
【増殖するG】
【ドロール】
に関してはゲーム中において、ほぼ死に札になる(一部例外パターンあり)可能性の高いカードということもある為、比較的エルドリッチ視点で考えると戦える方だとは感じています。

但し、【うらら・Dクロ・墓穴】の誘発と先行盤面のエルフ&餅+キャロット等をフルで並べられると結果的に後手の返しはきついので一概には言えないですが…

④今まで試した型についての各評価
・この章では僕が今まで試した型についての総合的な評価を書いていきます。個人差と偏見もあると思いますので参考程度に…

【烙印型】
・メリットは烙印融合でエルドリッチ落としながらミラジェイドの妨害モンスターを立てられるのが強みで、ライフを詰めるスピードも早いと思います。
・デメリットはアルバスの烙印をメインに最低1枚は入れなければならないので素引きが重いのとスキルドレイン・御前・割拠等の永続罠との相性が基本的に悪いので、実際にプレイしていてそこの噛み合わせが僕は1番ネックだと感じました。

サンプルレシピ例①

【60枚芝刈りor名推理型】
・コンセプト的にはかなり噛み合いは良いとは感じました。意図的に墓地にエルドリッチリソースを落とせに行けるのでロングゲームに持ち込みやすいです。スロットも増やせる為、烙印・アンワ・勇者等の別ギミックも無理なく採用できるのも強みです。唯一気になったのは、初手の引きムラがどうしても高くなるのでデッキの安定性が他の型より明らかに悪くなります。芝刈り・推理に関しても通れば強いカードでしかなく、うららGをモロに受ける形になるので過信しない方ががいいとは思います。55枚構築等も可能なのでまだまだ煮詰められる型だとは思います。

サンプルレシピ例②

【アンデットワールド搭載型】
・エルドリッチが元々アンデット族なのでバンシー&ドーラスーラ&アンデットワールドとの組み合わせの相性がかなり強みになります。アンワ+永続罠の相性も良く相手側のモンスター展開をかなり抑制できると思います。間接的にふわんだりぃずもメタれるのでオススメです。
・悪い点を挙げるとすれば、ドーハスーラが手札に来ると烙印アルバス同様腐り札になりかねないのとDクロ・増G・墓穴等の誘発の打ちどころの的が増えてしまうことです。

サンプルレシピ例③

【純構築※混ぜ物無し】
・結果的に言うと、この構築が1番強いと思いました。環境に合わせて魔法・罠を変えやすくデッキ枚数も40〜42辺りで纏められる為、安定性も高めなので手札事故で負けることはあまりないです。
シングル戦のマスターデュエルでもリリース時はtier1でしたのでそれらも含めるといかに強いかは分かると思います。

サンプルレシピ例④

【誘発積み型】
・僕の中では1番弱いと思った型です。そもそも先手で罠を構えないといけないデッキなのに手札誘発を増やしている時点で方向性が真逆に向いてしまっているので噛み合いもありません。エルドリッチの効果コストにもならないので初手で動けない確率が他よりも高いです。余程な事(環境固定・仮想敵がピンポイント等の外的要因)がない限りは現時点での環境では基本的に『ナンセンスな型』だと思います。

サンプルレシピ例⑤

⑤相性の良かった(悪かった)カード群
【サモンリミッター】
・御前割拠以外でのモンスター展開抑止になる永続罠。表で開く前に出されたモンスターも召喚カウントされるので開き方次第で相手の展開止まります。

【デビリアンソング】
・対スプライト専用と言ってもいいですが、明確に刺さります。但しレベル3(うらら・わらし等)でケアされるので他の永続と重ね合わせで張ると詰みに持っていけます。一応、相剣・電脳辺りにも若干刺さります。

【宮廷のしきたり】
・羽根、ライストケアに使います。但し、表にさした永続罠しか守れません。…が②の効果でワッケーロ・コンキスタが戦闘破壊されなくなるのでライフを守りやすいです。一長一短ですが僕は好きなカードです。

【神碑速攻魔法+フギン】
・前述のしきたりと同様、羽根ライストケアで使います。差別点は神碑魔法でフギンを出す他に相手の場に干渉できるので、先後どちらでも使い易い点です。他、ギガンテックスプライトの効果適応中でもss可能という点も評価高いです。

【融合禁止エリア】
・主に烙印、ティアラに対してのメタです。次元障壁の方がメタ範囲は広いですが、こちらは永続で場に残り続けるので拘束力が強いです。後から引かれた場合の超融合もこっちだとケアできます。

【手違い】
・環境によりますが刺さる相手にはめっぽう刺さるカードです(ドライトロン・ふわんだりぃず等)
相手場に干渉するカードではないので、サイチェでよくoutする候補。エルドランド以外のカードの阻害にならないのもこのデッキだと高く評価できる点です。

【澱神アポピス】
・次期採用圏内候補カード。これも羽根ライストケア可能でそれどころかモンスターにも触れるのでかなり強いです。但し、爬虫類族・地属性なので割拠御前とは喧嘩するのが注意点です。

⑥まとめ
・エルドリッチについて書いてきましたが、今期のこのデッキの立ち位置は悪くはないとは思いますが、勝ち切るにはまだまだ難しいデッキではあると思います(ほぼスプライト一強の為)。後は7月の制限改訂次第にはなりますが、エルドリッチに対してのこれ以上の規制は無いと僕は思っているのでこれからも使い続けていこうと思います。


最後になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。他にも自分が取り組んでいる『ドラフト』についての記事も書こうと思っていますので、出来上がり次第そちらも読んでいただけると続けるモチベーションに繋がるのでよろしくお願いします。

ではまた _(:3 」∠)_

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?