3日で500人超来場。増田セバスチャン チャリティアート展「COLORS FOR PEACE」in NYC.
2022年7月29日(金)-31日(日)にニューヨークで開催された増田セバスチャンのチャリティアート展「COLORS FOR PEACE」のレポートをお届けします!
会場:NYマンハッタン注目のエリア
会場となったのは、マンハッタンのロウワーイーストにあるギャラリー・Mizuma & Kips。チャイナタウンとリトルイタリーの中間にある、今注目のエリアです。
Photo by GION
Photo by HELI(X)UM
チャリティイベント「COLORS FOR PEACE」
今回の展覧会は、在ニューヨーク日本国総領事館、全米ウクライナ女性協会、国際交流基金ニューヨークをはじめ、たくさんの方々の協力により実現しました。皆様本当にありがとうございます。
「COLORS FOR PEACE」は「平和を考える」をテーマに、4つの「色」…青・黄(ウクライナ国旗の色)、緑(ロシア国内の反戦の色)、ピンク(Kawaiiの象徴的な色)をフィーチャーした作品を販売し、利益の一部をドネーションするチャリティイベントです。
平和な日常を失った人々との接点を
展示空間には、人々を癒す場所としての“ベッド”にまつわるモチーフがところどころに散見されます。
これは、セバスチャンがニューヨークへの移住に際して住居を一時的に住居を失い、それに伴い心身共に疲弊していったという、ウクライナでのロシア侵攻が開始したと同時期に起きたごく個人的な経験と重ね合わせ「現地で苦しむ人々の足元にも及ばない経験だが、そこから戦禍で平和な日常を失った人々との接点を探った」ことに着想を得て、このイベントへ向けた特別な作品が制作されました。
本企画のために制作した「Peace Piece」シリーズは、増田セバスチャンが愛用するヴィンテージシーツを切り出し、世界中から集めたマテリアルをコラージュしペイントを施した作品。入り口から一番奥にあるベッドのインスタレーションまで並びます。その対面の壁には…
「Your Peace Piece」が100枚以上飾られました。こちらは先の「Peace Piece」の素材合わせを、一枚一枚配置を変えて、ファブリックにプリント。その上からその配置に合わせて「PEACE」とシルクスクリーンで刷られています。
ベアのぬいぐるみ「Bear Peace Piece」は、Emotional Bearに今回のキーワード「PEACE」一点一点配置を変えて縫われているアートピース。先の2つの作品同様に、こちらのベアも二つとして同じ作品はありません。
Photo by GION
ベッドのインスタレーションは、ベッドから平和を考える作品。 ドネーションすることで、座ったり寝たり自由に楽しむことができます。作品を購入するという行為のみならず作品に入り込み考えるということでドネーションに寄与いただきました。
Photo by HELI(X)UM
Kawaii Tribe Sesson 特別編集版公開
さらに今回は、展覧会の前に実施した「Kawaii Tribe Session」特別版のビデオも展示しました。これは、アメリカ、メキシコ、イスラエル、ボリビアの#kawaiitribe (Kawaiiコミュニティ)による、平和についての会話の記録です。
このように、ファッション・アート・カルチャー…どんなことをきっかけに会場に来ても、たまたま通りすがりで立ち寄られたニューヨーカーにとってもどこか心に引っ掛かるものがあるよな、さまざま糸口がフィーチャーされたアートワークが会場に並びました。
250人超が集結!オープニングレセプション
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