公募に受かろう!-大学教員公募と予算獲得公募- 1

2013年に発行していたメールマガジンをnoteにしたものです.
現在の状況と異なっていることもあります,ご了承ください.
(リンク切れ等あるかもしれません.)
随時,修正いたします.

・このメールマガジンの内容
大学教員公募に受かった経験のある筆者が,公募戦士(大学教員公募応募者)情報や研究者の予算獲得方法について,筆者の知見を,自分の思いも含めて,発信いたします.
筆者は,複数の競争的資金の獲得実績もあり,総額で数千万円になっております.
これらのノウハウ・知見を公開していきたいと思います.

創刊号

著者紹介
地方国立大で博士(工学)取得.受賞歴20件以上.査読論文2桁.予算獲得実績2億円以上.大手企業エンジニアから,某国立大に任期付き教員としてスカウトされた,現在,サラリーマン.

1.公募戦士(大学教員公募応募者)情報
このメールマガジンを読まれる方は,大学教員になりたくて,大学院博士課程に在籍中か,あるいは,博士号を取得された方がほとんどだと思います.
創刊号では,大学教員公募に応募するための基本的な事柄と,過去の情報について述べます.

・大学教員公募に応募するための基本的な事柄
(1)強い意志
まず,大学教員になるという強い意志を持つことです.
これがない場合は,大学教員は,向いていないかもしれません.
もしも,強い意思無しでノーベル賞を取られたのであれば,それはそれで大学教員が向いていると思います.
本メールマガジンは,既に大学教員になられている方向けではありませんが,そのような方でも,別の大学に移ろうと考えられている方には,役立つ内容が書いてあるかも知れません.
読者層として,主に,以下のような人を想定しています.
・大学を卒業し,大学院を修了後に,博士号取得し,大学教員を目指して公募戦士になられている方.
・国内の大学で博士号取得し,大学教員を目指して公募戦士になられている方.
・修士号を取得し,博士と同等の知識・経験を持たれていて,大学教員を目指して公募戦士になられている方.
これらの人でなかったとしても,強い意志があれば,道は開けます.

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