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【TIMES】2022年10月10日 5時55分 長月の満月 9th Full Moon / 晩秋 Late Autumn

【TIMES】2022/10/10 05:55
長月(ながつき)の満月
旧九月/晩秋 9th Full Moon / Late Autumn

地球暦が朔弦望の「長月(ながつき)の満月」をお知らせします。

The ninth Full Moon of the lunar year occurs on October 10th. Enjoy the stunning full moon and relish the passing autumn.

旧暦で九番目の満月となる「晩秋」の月が満ちてきました。
季節は土用もなかこの月は古くから「長月」という名で親しまれ、昼よりも夜の時間が長くなる「夜長月」、稲作が収穫となる「稲刈り月」と言われ、結実の最盛期。長月の満月は上半期の実りの充実を感じながらも、来たる冬の気配に少しそわそわしてきます。

秋最後の満月、どんな思いで見上げますか。

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今まで18時はまだ明るかったのに、あっという間に夜の時間へと突入していきます。気ぜわしくも感じますが、
まさに、一年を一日とすると、夜18~19時ごろ。仕事を終えて帰路に着き、ほっとくつろぐ充足のような時。

食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋、スポーツの秋、読書の秋…。

たくさん実りを味わうことができる晩秋の期間は、人気番組が重なる一年の中でもゴールデンタイムのような時間帯です。長くなる夜の時間を活かして、少し内なる時間をもってみてもいいですね。

秋分を過ぎた長月は昼よりも夜が長くなる「夜長月」

関東地方でも6月の夏至の頃と比べると2時間半ほど昼が短くなっています。日が短く感じていたのも納得ですね。

長雨に秋晴れ、紅葉から落葉…、一年を脱ぎ去っていく自然の風景が日ごとに模様替えするように冬色へと変わっていきます。

日照時間や気温の変化から、お日さまの動きを感じたり、肌寒くなった夕刻から夜、空を見上げて月や星を想ったり。天を感じて、地に生きる。私たちは日々、このようにめぐる天の動きの中に自らも動きながら生きています。そんなつながりを感じていたいですね。

さて、寒露を過ぎると秋の陽はつるべ落としと言われるように舞台が暗転して冬の季節がやってきます。

10月20日からは土用入り。秋を満喫しつつそろそろ冬支度のはじまりです。

A.D. 2022.10.10 長月 満月

神無月の新月は10月25日19:49
部分日食が観測できるのは、ヨーロッパやアフリカ北部、中東、インドなどです。

長月から神無月までの時空間情報

204 | 2022.10.10 長月満月 5:55
205 | 2022.10.11
206 | 2022.10.12
207 | 2022.10.13 水星と冥王星の開き
208 | 2022.10.14 火星と天王星の結び
209 | 2022.10.15
210 | 2022.10.16
211 | 2022.10.17
212 | 2022.10.18 長月下弦 2:15 水星と土星の開き
213 | 2022.10.19
214 | 2022.10.20 土用 19:13
215 | 2022.10.21
216 | 2022.10.22
217 | 2022.10.23 霜降 19:36 金星と地球の開き
218 | 2022.10.24 水星と海王星の開き
219 | 2022.10.25 神無月新月 19:49

明るくなってきた火星を見よう

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ほしぞら情報参照

10月の夜半前、東の空では明るくなってきた火星が存在感を増しています。
14日の夜には、月が火星に近づいて見えます。マイナス0.8等の赤い火星は、明るい月の光に埋もれることなく輝いて見えるでしょう。これまで火星をあまり意識していなかった人は、この機会に火星の位置を知ることができます。

火星と月は時間が経つにつれて高度を上げていき、薄明が始まる頃には天頂(頭の真上)近くに達します。
また、火星と月の見かけの距離も時間が経つにつれて小さくなっていきます。ずっと見続けていても距離の変化はわかりませんが、何時間か時間をおいて観察すると、火星と月の距離が縮まっていくのがわかるでしょう。月が、他の天体に比べるととても速く動いているのが実感できます。

15日の夜も月と火星の接近を楽しむことができます。前日とは位置関係が変わっていることに注目してみましょう。

今後、火星は12月1日の地球との最接近に向けてますます明るさを増し、10月末には、マイナス1.2等に達します。

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