見出し画像

【麻雀】雀魂大会管理の仕方(2021年 夏ver.)

たま~に雀魂大会の運営をしているへこきむしです。
初めて雀魂大会を開催しようとしている人、設定でお困りの人の参考になればと書いてみました。
この辺押さえておけば通常の大会開催するうえでは大丈夫だと思います。
(現在、大会管理に関する公式マニュアルが無いため、もしかしたら間違っているところや仕様の変更等があり得ます。ご理解ください。)

大会管理に必要なもの

・PC
・雀魂アカウント
・60輝石(課金) 

スマホやタブレットじゃできないの?と思われるかもしれません。
僕のスマホ、タブレットはできませんでした。 
ブラウザがページに対応しておらず告知内容を入力するところにスクロールできなかったんですね。(スマホでのブラウザはChromeを使用)

ブラウザの種類によってはできるかもしれませんがPCでの管理をおすすめしておきます。

あと、書かなかったけど当然ネット環境は必要よ!

大会作成

作成は成り行きでできるのでサーっといきましょ。

画像2

雀魂公式ページの「大会」を押すとログイン画面になります。

画像4

ログインすると自分が管理している大会リスト画面になります。
右上の「✙」を選択すると大会の作成ができます。

画像5

大会作成のウインドウで大会名と大会の期間を決めて作成します。
大会名・大会期間は作成後も管理画面の方で変更できますのでだいたい適当でも平気です。

注意する点は開始時間設定は現在の時刻や過去の日時ではなく先の日時にしましょう!
本当に現時刻から大会を開催しようとする場合はいいですが、
開始時刻を一度過ぎてしまうと開催中となって開催前の状態に戻せません。

僕はこれで失敗した経験があります!(天鳳は戻せるんじゃい)

大会作成されると60輝石が消費されます。
管理からログアウト後、再ログインすると自分が管理している大会として大会リスト画面に載ります。

画像3

大会を管理、開催できる期間は作成日より3か月間です。
開催前だと延期を押すことで現日時よりさらに3か月期間を伸ばすことができるようです(未検証)。

大会管理

画像13

上の画像が大会管理画面です。一番左上の6桁の数字がこの大会の「大会ID」を示しています。
参加者は大会IDで検索してこの大会にたどり着くこともできます。

ちなみに上の画像はすでに始まっている大会の管理画面で、
開始時刻が薄くなり選択できないようになっています。
先述の通り一度開催された大会は開催前の状態に戻せないのでご注意を。

設定を変更操作したらアップデートを押さないと変更完了になりません
上から順に設定変更できる点を簡単に紹介します。
■大会名・開催時間:変更可能。

■(大会タイプは「一般大会」固定)

■スタンプ:ゲーム中のスタンプ (とうぜん有効にゃ?)

■大会の公開範囲、対戦制限:中国版・日本版・英語版で規制可能。

■四人東風戦・四人東南戦・三人東風戦・三人東南戦を選択。

■クイタン:有りか無しか。

■赤ドラ枚数選択。「4」は通常の赤3枚に赤五筒がもう1枚増えて合計4枚。
  (もっと多く設定できるようにしてほしい!みんなもそうでしょ!?)

■打牌の長考時間を選択:4パターンから選択(デフォルトは5+20秒)

■順位表示タイプ:集計方法を選択。
 なし:各プレイヤーのランキング表示無し、集計Excelファイル出力不能。
 最近3or5戦合計清算点:一番最後に対局した3or5戦連続の成績で集計。
 連続n戦最高合計清算点:連続n戦合計得点の一番成績の良い部分で集計。
 (n=2~5で設定可)

■イベントリストを告示する:有効で大会一覧に大会が掲載されます。
 無効の場合は大会一覧に掲載されず「大会ID」で検索して大会に入る必要があります。
 大会のコンセプトに合わせ設定しましょう。

■自動マッチング:無効は大会管理者が手動で対局開始。
 有効は準備完了を押したプレイヤーが自動で対局開始。
 仕様が変わり、大会期間中のみ「有効」選択可能。(2021年7月時点)
 
有効にすると対戦終了後結果をチャット欄に表示可否の設定が増えます。

追記
2021年末に大会運営した際は、大会開始前に「有効」選択可能になってました。
とはいえ仕様が予告なしに変わる可能性があります。
大会開始時、大会運営者はトラブル対策として、すぐに管理・対応できる環境にいた方がいいでしょう。

■詳細ルール:無効は雀魂のデフォルトルールです。
 有効選択で詳細ルール変更可能で詳細なゲーム設定のツリーが出ます。

画像19

ウマや返し点など様々な事項、制限が変更できます。
自分好みにルールをカスタマイズできますがひとつひとつの説明すると冗長になるのでここでは割愛いたします。

参加者リスト/対戦管理

参加者リスト

画像8

ブラックリスト(参加不可)、ホワイトリスト(参加許可)のプレイヤーを登録できます。設定にはプレイヤーIDの入力が必要です。

ホワイトリスト未設定のままならブラックリスト登録者以外、誰でも参加可能になります。

対戦管理

画像9

左側に準備完了を押したプレイヤー、右側に対戦中のプレイヤーが表示されます。
自動マッチング無効の場合、ここで管理者が手動で対戦開始をさせる必要があります。プレイヤーを選択し、4人揃えて(4人麻雀の場合)対戦開始を押すと対局が始まります。
プレイヤー側が準備完了を押さないとリストに表示されません。
選択したプレイヤーが上から順に東南西北の席順になりますがランダム席順の設定、配給原点設定、人数合わせにCPUを入れることもここでできます。

大会牌譜

画像10

大会の牌譜を見ることができます。
左のチェックボックスに☑を入れ「選択済みの履歴を出力」することでExcelファイルで一覧を出力することもできます。

画像20

autoと書いてあるのは自動マッチングで始まった対戦と言う意味です。

右のクリップのようなマークを押すと牌譜URLをコピーできます。コピーされたURLはウェブ用のURLではないので先頭に「https://game.mahjongsoul.com/?paipu=」をつけてアクセスするか、
雀魂ゲーム内の牌譜その他の牌譜を選んで牌譜URLを貼り付けると閲覧できます。

画像11

参加者統計

画像12

ここでは順位表を出力することができます。
大会設定で順位表示タイプを設定しているときに使用可能です。
一番下の右側「順位確認(ファイル出力)」を押すとcsv形式の表がダウンロードでき、Excelで表を開くことが可能です。

画像18


ダウンロードされたファイルは参加者のプレイヤーIDが表に入っているのでそのまま画像化してSNSに載せてしまうのは危険です。
IDを晒したくない人もいるでしょうし、見えないようにしたほうが無難です。
あと、集計得点が同点の場合どういう順位になると思いますか?
答えはランダムです。この雀魂のシステムで適当につけられた順位で良しとするか、はたまた対戦数が多い人とか平均得点が優れてる人を優先にするとか。前もって決めしっかりと告知しておいた方がいいでしょう。

大会管理で順位表示タイプが「なし」の場合、ファイルのダウンロードはできますがデータが白紙となるため実質使用できません。

余談ですが、
それ以外の集計方法としてテキスト形式で出力することも可能です。これは順位表示タイプを「なし」にしたときにも使えます。
集計したい対戦結果にチェックを入れて一番下の左側「統計開始」を押すと総得点でランキングを出してくれます(一番上のチェックボックスにチェックすると全選択になる)。規定打数を設定したり、順位点のみの集計も可能で僕自身使いたい集計方法なのですが、、出力されるテキストの表は改行が揃っておらずエクセルソフトでの修正がめんどくさい。なんか残念過ぎる機能ですね。ですが一度メモ帳などにテキスト形式で表示された表をコピペしてエクセルの外部データ取り込みをして改行の設定をうまいことするとできなくもないです。詳細は「テキストをエクセルに変換」みたいな感じでggるとわかりやすいかも。んまぁ小規模の大会だったら自分でExcel表作って手入力した方が早く見やすい表ができるかとおもいますが。
(早口)

告知

画像13

大会告知(上の欄)は大会一覧で見ることができる告知文です。

画像14

詳細を押せば全文表示されますが、大会一覧で参加者がパッと見れるのは2,3行程度の文章しか表示されません。
この表示欄に収まり、見た人の目を引くような簡潔なPRが良いと思います。

告知詳細(下の記入欄)は大会会場内の「お知らせ」のところで見ることができる文章です。
詳細なルール説明や注意書きなどはここに書くとよいでしょう。

画像16


書くときの注意NGワードが伏字になる機能があります。
サイトのURL、エロ系ワード、犯罪系ワード、中国の政治的ワード、それらを連想させる漢字などは使用できないようです。

意図しなくても伏字になるものがあります。
「ゲスト」は「**ト」と伏字になったり、なかには「プレゼント」「管理」「国」などなんでこんな言葉が使用できないの?というのも伏字になってしまうので注意が必要です。他にも多数あります。
文を載せて満足せずに一度目を通し確認しましょう。
そして伏字になったワードは別の言い回しに!

管理者設定/チャット設定

管理者設定

画像17

サブ管理者を指名できます。複数指名することができます。
追加を押しサブ管理者にしたい人のプレイヤーIDを入力し選択すると完了です。
サブ管理者はルールの変更や告知内容の変更、手動での対局開始などほぼ全ての管理ができます。
管理者告知は管理者同士の情報共有の為の記入欄ですがあまり使うことはないと思います。大抵SNSとかDM使って連絡するでしょ?

チャット設定

画像19

大会チャット書き込みのブラックリスト・ホワイトリストをプレイヤーIDで指名できます。
チャットログには参加者から書き込まれた内容がログで残ります。
チャット欄荒らしなどがいた場合はブラックリスト追加などで対策しましょう。

管理画面の説明は以上になります。

管理上の注意点まとめ 

★ 一度開始時間を過ぎた大会は開催中になり開催前状態に戻せない!
★ 自動マッチング有効は開催中になってから設定可能!(仕様変更)
★ ランキングのExcel表は参加者プレイヤーIDが入ってるので取扱注意!
★ 告知文は意図せず単語が伏字になることがある!
★ 雀魂サポートセンターからの返信は結構時間がかかる(内容によっては2週間くらい)

最後に

自分が仲間内と楽しむだけの大会なら兎も角として、そこそこ規模が大きい大会となると管理以外のタスクが大きくなってくるでしょう。

大会の目的に沿ったルール作り、参加者が安心して楽しめる環境・告知文作成、PR活動、トラブル対応等の思索……などなど…
大きな大会は基盤こそが一番重要であり負担が大きいと思います。

・基盤作りやSNSでのPR、観戦ライブ配信をする主催者
・作ったルールに沿って設定、大会管理、集計する運営
というように役割を分担してひとつの大会イベントを開催することは効果的な方法だと思いますね。

文章で書くと「なんか面倒くさそう」ですがあまり難しくとらえないでほしいです。
とりあえず失敗しても大人数に迷惑にならないような小規模な大会から開催してみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
楽しい雀魂大会が開催されることを願っております!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?