ディスカードドラゴン初心者向け解説(+GP京都結果)【シャドウバース エボルヴ】
初めまして、丸太と申します。普段は大阪でデュエマとシャドバエボルヴをやっています。
先日GP京都に出場しましたのでその結果と今回のデッキ選択について記載いたします。
1.使用リスト・戦績
1回戦 カグヤビショップ 後攻 勝ち
竜巫女の儀式を引けたので毎ターンチクチク+フォルテで勝ち
2回戦 ディスカードドラゴン 後攻 負け
託宣引けず2パス、相手は託宣、アイラ、神龍、フォルテの流れで押し切られ負け
3回戦 ディスカードドラゴン 後攻 負け
託宣引けなかったが、ドラゴニュートスカラー+竜巫女の儀式で戦おうとしたが、託宣、アイラ+ブレブレ、アイラ+ブレブレ、フォルテでぼこぼこにされて負け
結果、1勝2敗でドロップしました。
これだけだとじゃんけんに勝って、託宣とアイラを打てとしか言えないのですが、実はいろいろと考えいたのでそこを記事にしました。
2.環境予想・分析
有利不利関係については練度、構築にもよると思うのですが、あくまで一般的な相性関係を今回は直近で行われたTRIALの大規模大会をもとに考えました。(第8回 TRAIL EVOLVE CUP 大会結果 | TRAIL公式サイト (trailsvevolve.com))
結果をまとめると簡単に上の図のような形です。
自分で回した体感も同じでした。
(参考)有利・不利関係の理由
ディスカドラVSロイヤル
ロイヤル側が1コスト2コストと動くと託宣を打ってる間にダメージレースで押されていきずっと処理を強要される。Dドラ側がそれを巻き返す灼熱の嵐やファフニール、バハムートのようなカードを多く採用していないため、ボードの強いロイヤルに押し切られ不利。
竜巫女の儀式で死なないヴァンガードレイサム、竜巫女で数ターンかけてボードを押しこもうとしたときに刺さるオーレリアなどどこからでも負けられるし当然フローラルフェンサーもきついです。
ディスカドラVSランプドラ(ビショップ)
デカブツドラゴン(バハムート、ファフニール)を出すまではディスカドラのほうが押しこむ力が強い。さらにはデカブツドラゴンを出しても、返しのフォルテでリーサルを取られることも多い。
フォルテを引いた枚数(お互い除去力が高いことからボードの押し付けよりライフの削り合いになる)が大事になることからデッキの周りのいいディスカドラゴンが有利。
対ビショップもフォルテ2枚や竜巫女の儀式2枚など引かれると対処間に合わず、暇なターンにppブーストができデッキの周りもいいディスカドラ有利。
ロイヤルVSランプドラ(ビショップ)
序盤はロイヤルが押しこめるが灼熱の嵐やテミスで一度ボードをクリアされると、その後のボード対決で大型フォロワーに対処しきれないロイヤルが不利。
(ロイヤル側に一度ボードをクリアされた後、残りのライフを削れるだけの疾走打点がないため、ボードで戦い続ける必要があり、その間にデカブツドラゴンやイージスなどまでつながれるが、これらに対処するカードがロイヤルにはなく、押しつぶされる。)
3.デッキ・カード解説
このデッキは少し前よりなディスカデッキになっています。
これは対戦回数が多いと思われる対ディスカ、対ロイヤルを見据えたものです。
そこで環境TOPのこれら2デッキに対するこのデッキの戦い方を説明します。
まず大前提として先行を取ってppブーストしてガンガン押し込んでいくのが一番です。ただ毎試合先行託宣ができるわけではないので、託宣がない時にどのように動くかを考えてこの形になりました。
このデッキの特徴としてディスカするカードが多く竜巫女を毎ターン起動しやすい、ドラゴニュートスカラーという相手に触れられづらいカードがあらという2点があります。この2点を最大限活かしボードは最小限に取り、ダメージレースを仕掛けライフギリギリ勝つことといったプランを考えていました。
具体的には次のようなポイントを意識していました。
対ディスカ(ミラー)
先行なら託宣打てない場合でも小型とベルエンジェルで盤面を全処理されないようにして戦いましょう。進化ウルズも進化ドラウォリを縦置きし、少しでも処理を苦しくさせましょう。
このマッチは託宣、フォルテ、ベルエンジェルで決まると思っています。相手のベルエンジェルを盤面でとり、こちらのベルエンジェルには盤面で取らせないように心がけましょう。このデッキは重いカードが少なく後半不利になるので、後半は疾走や竜巫女の空中戦で戦いましょう。
対ロイヤル
後攻の場合仮に2ターン託宣をしても、相手に順調に動かれると3ターン目までに顔に5点ほど食らってしまいますし、返しにドラウォリがあったとしても全処理することは難しいです。
ドラゴンと違いベルエンジェルも盤面で処理されることが多く2点回復以上の意味は持たないことも多いです。
そこでキーになるのがドラゴニュートスカラーです。ロイヤルにフォロワー以外でこっちの盤面に触れるカードは少なく、威圧を持つドラゴニュートスカラーはほとんど処理できません。
よってドラゴニュートスカラー+竜巫女でライフレースで勝っていくプランが有効になるのです。
ドラウォリやウルズで一番大きいフォロワーを取りながらライフを詰めていき、最後には竜巫女+スカラー+フォルテの11点を叩き込んで勝ちましょう。
ロイヤルの空中打点はノービス2体、アルベール 進化の6点が関の山であることが多いので、8点くらいまではライフで受ける意識で戦いましょう。(このプランでいっても相手のオーレリアがあると削り切るのはかなり苦しくなるので出来ればケアしたいが、そこまでの余裕はないことも多いのでオーレリアは割り切ることも考えて。最悪返しにフォルテで相打ちでもそんなに悪くはないです。)
採用候補
ゴブリン
ミラーで1ターン目に出すと4点くらいら削ってくれます。最終的にボードの取り合いではなく空中打点の投げ合いになることを考えれば序盤にライフを押し込めるゴブリンはなかなか魅力的に思えます。
ドラゴンミラー考えるなら採用有り。
ファイアリザード
ロイヤルの序盤の1コスに対する大きなカウンターとなり、竜巫女で倒せず苦しいレイサムに対しても竜巫女とセットで有効なカードとなります。ロイヤル多いなら採用有り。
ルシフェル
対ロイヤル最終兵器。7ターン目に進化起きしたこいつをなかなかロイヤルは取れないため(アレキサンダーやオーレリア、レオニダスでも取れない)、次のターンにボコボコにすることができます。
ただミラーでは変化する魔術師で取られること、対ロイヤルでも相手の動きによっては7ターン目でも出せない可能性があること、インペリアルドラグーンのURを使いたかったことから不採用としました。
苦手なロイヤルに一矢報いたいなら是非。
4.最後に
ここまで散々語ってきましたが、デッキレシピは大会で結果を残されていたドラゴンの中から広く戦えそうなデッキレシピをほぼ丸パクリしたものです。
ハイブリッドが主流の中、ダメージレースで勝つことに長けたこのデッキは中々面白いのではないでしょうか。
何か気になることや質問、アドバイス等ございましたら気軽にコメントしてください。
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