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国宝級方向音痴

ハローワークに行って、トイレに入ったら出てから逆方向に歩いてしまった。毎度の事である。むしろ元きた道に戻れる方が珍しい。酷い時は自宅のトイレと風呂場を間違えたりする。何年も通い続けた学校や仕事場、スーパーから自宅へ帰る道を間違えたりする。職場の更衣室や休憩室から持ち場へ戻る時間違えたりもする。要は絶望的に方向音痴なのである。

物心ついた時から迷子になることは日時茶飯事で、家族で外出した時など全く知らない土地で気がついたら1人ぼっちで泣きじゃくっていた。どうやって家に戻れたのか未だに謎だ。就職やアルバイトの面接でも事前に下見したのにも関わらず、当日再び迷い、現地に辿りつけず大幅に遅刻してしまったり。現在なら間違いなく発達障害だと診断されてるだろう(他にも色々おかしい所だらけ)

今はスマホという文明の利器のおかげで、とりあえず乗り換えを間違えることはなくなった。地図も経路案内も調べられるのだから迷いようが無いはず。娘はGoogleマップさえあれば初めての場所でも怖くないと言い切る。2人で出かけた時は心強い。スマホ片手にずんずん進んで行く。

しかし、私にはそれすら使えない。地図を見てもそもそも右から左か、東西南北がどうなってるのかすら分からないのだ。常に前を行く誰かの後をついてゆくしか出来ない。道案内の小人か妖精さんを連れ歩きたい。それが無理ならバッグに入るサイズの携帯用ドローンがあれば良いのに。AI搭載で、〇〇まで連れてって!と言えば自分の前を飛んで誘導してくれる。もしくはスマホと連携してて、目的地の名称や住所を入力すれば最短ルートで連れて行ってくれる。こんな商品そのうち本当にできるんじゃないかな?アドバルーン型のものなら既に存在しているらしい。

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ドローンは他人の迷惑なら、VR?

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