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スウェーデンでの生活 | 気候 冬編

こんにちは!

スウェーデンの冬に留学される方は、どんな寒さなのか、どんな服を持っていけば良いのか、雪対策は?など、不安要素がたくさんあるのではないでしょうか。

私は西日本出身なので、寒さ対策も雪対策も何をしたら良いのか分からなくて、行く前は困りました…。

そこで、今回は、スウェーデン(カールスタード)の冬の気候について、私の経験から分かる範囲で書いていきたいと思います。

冬の気温・天気

気温

冬の気温は、秋から徐々に徐々に下がっていきます。

私が行った年は、例年より早く寒くなったようです。11月中旬から本格的に寒くなり、11月17日に初雪が降りました。

気温は、日によっても大きな差があるのですが、暖かい日で3〜5度1番寒い日はマイナス10〜16度くらいまでの幅がありました。
(12月〜1月)

例年は、1月が1番寒いそうなんですが、私がいたときは12月が1番寒かったです。

そんなこんなで、クリスマス前にはどっさり雪が積もっていたんですが、クリスマス前後は0〜3度まで上がってしまい、ホワイトクリスマスとはならず…🥲

聞いてみると、スウェーデンでもホワイトクリスマスは何年かに1回あるか、というところだそうです。

クリスマス後は、結構安定して3度からマイナス5度くらいの間を行ったり来たりしていましたが、1月にも大雪が1、2度降りました。

天気

冬の天気は、基本的にどんよりしていて薄暗いです。11月12日を最後に、ほぼ毎日曇りでした。
たまーーーに晴れの日(時間)があると、みんなこぞって外に遊びに行っていました。

日照時間も、徐々に減っていきます。
12月後半から1月にかけては、

ー朝の7時くらいから昇って
ー2時には沈み始め
ー夕方の4時には真っ暗

という感じでした😇

12月12日 14時
12月10日 16時
1月4日 16時

なので、学校に行っているとほぼ太陽を見ないという日も多く…。
街が暗くなると、体が自動的に夜モードになってしまって、やる気が失われるので、買い物などは朝行くようにしていました。

前述の通り、初雪は11月14日でした。
とはいっても、それから毎日雪が降ったというわけではなく、雪がたくさん積もったわけでもありません。

その後もだんだん寒くなっていき、最初に本格的に雪が積もったのは11月21日でした。

基本的に、数日雪が降って積もっては、数日間で溶け…というサイクルを繰り返します。

雪は、気温がマイナスの間はパウダースノーです。サラサラで、雪だるまも雪合戦もできません⛄️笑
踏み固められると滑ることには滑りますが、砂みたいなものなので、気をつけていれば滑ることはありませんでした。

そのあと、気温が0度以上まで上がると、溶けてきてどんどんベチャベチャになってきます。
溶けた雪は、踏み固められてスケートリンクのようになるので、この雪がツルツル滑ってとっても危ないです

服装

スウェーデンには、
"There is no bad weather, only bad clothing."
ということわざがあるそうです。
これは、「外に出て寒いのは自分が適切な服を着ていないからなので自己責任。天気を責めるな。」という意味。笑
極寒のスウェーデンならではの言葉ですよね…。

実際、スウェーデン人の人が寒い寒いと外で言っているのは聞いたことがありません。

私も行く前はなんの服を持って行くか迷いましたが、最善の策はとにかく重ね着をすることだと断言できます。

ここでは、私が個人的に持っていって良かった!と思う衣類を紹介します👀
(※かなり寒がりです)

1  UNIQLO 超極暖
これは、本当に毎日お世話になりました。
冬の初めには、これにカーディガンなどを羽織って、真冬にはインナーとして使っていました。

2  UNIQLO 超極暖 レギンス
これも大活躍で、とてもお世話になりました。
このレギンスの上に、裏起毛のパンツなどを履けば、どれだけ風が吹いても何も感じません。
完全防備です。

3  UNIQLO ロングダウンコート
これは、真冬に着ていた最終兵器です。
中に何層も着ている上に、最後の仕上げとして着ていました。
もちろん、これ自体もとても暖かいんですが。

このコートのいいところは、とっても長いうえに、ファスナーとボタンがどちらもついているところです。
どちらも閉めて、手袋をして、マフラーをしたら風の入る余地なんてありません。
また、フードもついているので、多少の雨や雪もしのげます。

4 大量のセーター、Tシャツ
薄手のものから厚手のものまで色んな種類のセーターを持っていきました。とにかく毎日セーターを着るので、大量のセーターがあって良かったと思います。
また、真冬にはセーターの下にTシャツも着ていました。Tシャツは冬の初めにも着れるので、あって損はないと思います。

5  UGG ブーツ
ブーツは、雪が積もり始めてから履き始めました。
雪が積もっている時、スニーカーでは絶対に歩けません。サラサラの雪でも、踏み固められるとツルツルになるので、スニーカーでは難しいです。
地面を掴めるような、底に凹凸のあるブーツを持って行くか、送ってもらうことをおすすめします。
難しければ、Dinskoという靴屋が街中にあるので、そこでブーツを買うこともできます。

6 ニット帽
帽子は必須です。
頭から出る熱は侮れません。帽子があるかないかで、寒さが全く変わってきます。  

まとめ

以上、今回はカールスタードの冬についてまとめました。
スウェーデンの冬は暗くて寒くて、楽しみがないように思われるかもしれません。
でも、冬には冬の楽しみ方があります!

西日本生まれ育ちの私は経験したことのない寒さでしたが、無事生き残ることができました⛄️
この記事が、みなさんがスウェーデンの冬を生き抜くのに少しでも役に立てばうれしいです。

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