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月は見えているか?

小学校4年生くらいの時に、宿題で「月の観察」ってのがあって、「空に出ている月を時間ごとに観察して紙に記録してきなさい」というものだったんです。

で、ヘイヨーさん、テレビが見たくて超適当に観察してたんですけど、それでもマジメにやったつもりだったんですよ。時間ごとに外に出ては、月の位置を記録していったんです。

ところが、宿題を提出した数日後、担任の先生に教室の一番前まで呼び出されて怒られたんですよ。

「オイ!ヘイヨー!適当なことを書くな!」と。「お前は満月を書いてきとるけど、この日は半月だったぞ!」と。担任の先生が、そう言うわけですよ。

そこでヘイヨーさん「は?」と思って、必死になって反論したんです。

「いやいや、先生、ちゃんと観察しましたよ!確かにアニメが見たくて多少適当になったかもしれませんが、さすがに半月と満月を間違えるほど手を抜いちゃおりません。しっかりとこの目で観察してまいりました!」と、こう言ったわけです。

そうしたら先生が「バカモン!他の生徒を見てみろ!満月を書いてきたのは、クラスで2人だけだ!お前と、もう1人の女子だけだ!」とこう来るわけですよ。

なので、ヘイヨーさん、「いやいや、そんなことはありません!確かに満月でした!」と必死に反論したんですけど、余計に怒られただけでした。

「宿題を適当にやったのは、まだいい。だが、嘘をつくのはいかん!嘘つきはダメだ!」とムッチャ文句言われましたよ。


さて、その秘密が解けたのは、それからかなりの時間が経ってからでした。確か、2年後くらいのことです。

空を見上げたヘイヨーさん、「あ!」と声をあげました!「これか!」と。

その日はちょうど月が出てたんですけど、満月だったんですよ。いや、満月に見えたんですよ。でも、よくよく見ると、月が何重にも分裂して見えてるんです。

なんと!目が悪いから満月に見えてただけなんですよ!半月だろうが三日月だろうが、全部満月なんです!ヘイヨーさんにとっては!

これ、目が悪い人ならわかると思うんですけど、視力0.1くらいしかないと、月が何重にもなって全部満月に見えちゃうんです。


で、最近になって、「視力もだいぶ回復してきたし、月でも見てやろう~」と思って夜空を見上げたら…

やっぱり満月でした!

メガネかけて確認してみたら、ちゃんと月が欠けてるんですよ!

え?なんで~!?あんなに必死にがんばって視力回復のトレーニングしたのに!昼間はかなり遠くまで見えてるのに!

どうやら、月をハッキリ見るには相当な視力が必要みたいです。夜に1.0くらい見えないとダメなのかな~?よくわかんないけど…

あと、星も見えないんですよ。パッと夜空を見上げても、星が3つくらいしか見えないんです!月と金星と、あともう1個くらいしか見えない!(街中ってのもあるんでしょうけど、それにしても…)

ム~、満天の星空とか見えるようになるためには、どのくらい視力上げればいいんですかね~?

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。