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ナナハンキラー

今の世代には 解らないだろう!
キーを差し セルスイッチを押す 当たり前の事
だが、2ストロークエンジン 通称2スト
セルモーターなど無い! キックのみで
エンジン始動するか、押しがけか

乗った事が無い人には 走り始めた瞬間 ん?
と思うだろう 2ストは、パワーバンドに入った瞬間から 別の世界に飛ぶ  出だしのモタツキなど
嘘の様に 豹変するもの 下手な奴は パワーバンドに入ったら ハンドルから手が離れる そんな勢いでカタパルトから戦闘機が発進するみたいな
感覚だろう!

1980年代  世間が驚く BIKEが発売された!
RDの後継車種で、1980年8月に株式会社ヤマハ発動機から販売された国内向け専用の250ccのオートバイである

1970年代、北米を中心に自動車排出ガス規制規制が強化され、2ストロークエンジンの使用が厳しくなってゆく中、最後の2ストロークスポーツモデルを作るという思想から誕生した
「RZ」の「R」は元来はヤマハ社内で350ccを意味している記号ではあるが、「Z」は水冷を意味する。他にアルファベット最後の文字から転じて、最後の、究極のといった意味も込めている。

RZ350は1981年に発売された
RZ350

スペック

水冷2サイクル ピストンリードバルブ並列2気筒エンジン

最高出力 45/ps/8.500rpm

最大トルク 3.8㎏/8.000rpm

車体重量 162㎏(乾燥重量 143㎏)

タンク容量 16.5L

シート高 785㎜

6速MT

走行性能を大きく左右するパワーウェイトレシオの数値も250の3.97kg/psから3.17kg/psへ引上げられた。これは当時の750ccクラスと肩を並べる数値であったため、ナナハンキラー(北米では「ポケットロケット」)の異名を持つまでの存在となった  それが!RZ350  2スト競走時代の元祖 走る棺桶の異名を持つのはマッハⅢだった記憶があるが、RZ350でも言われていた

コイツに跨り キーを差し エンジン右側のキックスタートで 白煙と共に 軽やかに回る2ストロークエンジン クワンっクワンっ!と 当時のレーサーマシン並の 甲高い音  流行りはイノウエのチャンバー! 

都心を横切り青梅市を抜けて R411で奥多摩湖へここもライダーには道志と並び 走る聖地だ!
小河内ダムを遠目に見ながら深山橋を渡り
ドライブイン矢久亭を過ぎたら三頭橋へと左折
ここからは、206号 奥多摩周遊道路

短い直線に 九十九折 右に左に 軽い車体は
ヒラヒラと 曲がって行く 攻める時は 常に回転数を上げ パワーバンドを意地する 車に例えたら、ロータリーエンジンの様だ!!!

残念な事に、今は消滅してしまった!理由は、排出ガス対策が困難だったためで、2輪車にも排出ガス規制がかけられて、現在はすべてが4ストロークエンジンになった

構造上、吸気と排気がシリンダーの中で混じり合ってしまうことが原因で、燃料が直接排気されてしまうことや、燃焼のコントロールが難しく、大きな問題となってしまったのです。
1970年の マスキー法が きっかけで 2ストロークエンジンは 危機になり 車の2ストは消えた!
BIKEも2008年 更なる排出ガス規制の強化よって
1次のレーサーレプリカなど 全ての市販BIKEが
規制をクリア出来ず 生産は終了した。

4ストロークエンジンのマシンと違い
2ストロークエンジンの寿命は短い!
もし、中古で買いたいなら 先ずは部品が
在るか? 社外品でもエンジン内のパーツで
レストアが出来るのか? 調べてからの
購入を!!! 願いたい。



                  皆様🤗こんばんは🌟
                 車とBIKE好きなもので
  
では今宵も 良き夜を✨
笑顔と感謝を 忘れずに🍀

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