マガジンのカバー画像

料理・食べ物

8
食べ物の話です。
運営しているクリエイター

2022年7月の記事一覧

篠山でお昼に箱寿司をご馳走になった。当地の名物だそうだけれど、この味わいときたら絶品だな。いったい名物にうまいものなしとは、真理にあらずだ。立派な蛤の吸い物も、その味わいまことに上々。篠山の「日の出すし」。100年前から同じ場所でやってらっしゃるそうだ。

炸醤麺をつくる

プロには及ばないが、私の手打ちジャージャー麺(炸醤麺、炸酱面)も、これはこれでまずまずの味だと思うし、家族に好評である。 考えてみれば、炸酱面は、手作りを最も手軽に楽しめる中国料理の一つかもしれない。甜面醤などの必須材料は近所のスーパーでだいたい揃うし、高価な中華食材は必要ない。黄酱は一般的なスーパーにはないようだから、私は日本の味噌で代用するが(そうしているレシピ本もある)とくに問題はなさそうだ。味噌の先祖は大陸から来たというし、日本の味噌はそこから独自に発展したわけだけ

飛島産の生マグロ

山形でいただいた。地元山形、飛島産の生マグロだそうだ。この味、上乗と感じ入るほかない。 お店の方が「マグロは大間、大間って皆さんいわれますけど、ここのマグロもおいしいんですよ」とおっしゃる。 私は食通ではないし、そのような引き比べはできないけれども、これは絶品だ。しかも一人前がこの量で1000円と値も安い。 季節回遊といって、マグロは季節に応じて移動する。生育環境と食物の変われば身の味が変わっていくから、いつどこそこのマグロがうまいだの劣るだのという話になる。 例えば