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ヨガのこと①(始めたきっかけとか)

1年半くらい前にヨガを始めた。
以来、週2〜3のペースで街のヨガスタジオに通っている。

「休日は何をやってるの?」とか、「趣味は何?」とか時々問われた時、「ヨガです」と答えてこなかったのは、おそらく「ヨガ ≒ 女性のするもの」というイメージが自分の中でもなかなか抜けなかったからかなと思うし、ちょっとかじったぐらいで「ヨガやってます」と答えるのもおこがましいと思っていたから。
しかし、ヨガ歴が1年ちょっと超えたくらいから、「ヨガやってます」と答えることが自然にできるようになってきた。
そもそも、人と比べない、自分は自分、というのがヨガの考え方だと思う。人からどう思われようと、そんなことを気にする必要がなかったのだが、まあ世の中のヨガ男子はこの辺りの機微、わかっていただけるのではないかと期待している。

僕がヨガを始めたきっかけはいくつかある。
もともとは「ヨガなんて女性がダイエット目的とかファッション感覚でやるもの」みたいに思っていた。
…いや、よく考えれば僕のヨガとのファーストコンタクトはストリートファイターⅡのダルシムである。当時小学生の僕は、さすがにヨガをしたら火が吹けるとか手足が伸びるとかは思わなかったものの、インドの呪術みたいなイメージを勝手に抱いていた。そういう意味では、ストⅡは相当に罪深いと思わざるを得ないですね…。ハゲでガリガリの怪しいインド人が、「ヨガ!ヨガ!」とか言いながら炎を吹いたりテレポーテーションして筋肉男たちと対峙するのですから。カプコン、インド人から怒られなかったのかな…。

話を戻し、ヨガを始めたのは、友人が出版に関与したヨガ本を読んだのが直接的な理由かもしれない。どちらかといえばビジネス本という属性だが、要はデキるビジネスマンはヨガをしている、といった内容だった。その中で、ストレス低減やメンタルヘルスに効果があると書いてあったので、なんかいいかもなあ、と思った次第である。
それと、何かしらスポーツなり習い事なり、やりたかったというのもあった。これと言って休日にやることがなかったのも事実だ。

しかし、ヨガ(に興味のある)男子にとって一つの関門は、なかなか「場」がないことだろう。ヨガやってみたいなあ、と思っても、ヨガスタジオが近くにないケースが多い(と思う)。
僕の住む街には全国展開している某スタジオがあるが、女性専用だった。ちょっと電車で数駅行けば男性も通えるスタジオがあったが、ちょっと興味があって…というレベルの人にとって、モチベーションはそこまでではないのだ。数駅乗って体験レッスンに行くなんて、がっつり興味あるじゃん、っていう雰囲気が醸し出されてしまう。気軽に始められない。

そんな矢先、ついに男性もOKなスタジオが近所にできた。早速体験レッスンに行き、そのままの勢いで入会、今に至る。
今では顔見知りのヨガ男子も何人もでき、気軽に楽しくヨガライフが送れている。

これからもヨガの事を書いていきたいなと思っているが、一旦ここまでにしておこうと思う。

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