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NPB2020年シーズンが終わった。横浜DeNAのこと

20年ちょっと前からプロ野球を見るようになり、その時に強かった横浜のファンになった。千葉県民だったが、当時のマシンガン打線やハマの大魔神にすっかり魅了された。以来、あの暗黒時代も見放さず、見守ってきた。それだけに、近年のAクラスが当たり前っぽい強さになったのは本当に嬉しく思うと共に、DeNAの企業努力には頭が下がる思いである。

2020年はコロナのせいで開幕が遅れたり当面無観客だったりと、かなり特殊なシーズンになったが、それでも120試合やってくれたので、ファンとしては十分に楽しむことができた。まだ頭の整理もできていないが、なんとなく感想を。

・佐野選手:ほとんど代打だった選手がキャプテンを襲名しただけでも驚いたモノだが、さすがに筒香選手の穴は埋まらないだろうと。蓋を開けてみれば、打率.328、20本塁打、69打点、OPS .927。十分過ぎるほどではないかと思う。首位打者まで取るとは…。ドラフト9位指名の点もよくピックアップされるが、ドラフトはやはり順位ではないなと思わせる選手ですね。来季から背番号が7になるということで、さらに期待。

・梶谷選手:見事な復活。2013年のシーズン途中に急遽出てきて打ちまくり、翌年2014年には盗塁王を取ったが、ここ数年は出番も限られていたので、ちょっと寂しかった。今年は開幕から1番を任され、終わってみれば、打率.323、19本塁打、14盗塁。素晴らしいの一言。好成績でのFAだが、どうか残って欲しいなと思う。

・三嶋投手:ルーキーイヤーに、エグいストレート投げるなあと思って見ていたが、それ以来あまり印象がなく、ここ数年はリリーフで頑張っているなあという程度だったが、今年は不振の山﨑投手に代わってクローザーに指名され、見事に役割を果たした。18セーブ、防御率2.45、WHIP 0.90は本当に立派。これこそ、まさに適材適所ということなのでしょうか。来季も抑えなのか、山﨑投手が復権なのかはわかりませんが、いずれにせよ本人も相当手応えを感じた1年だったのではないでしょうか。

・山﨑投手:今年はちょっと厳しい年になった。明るくファンサービスも抜群の選手で、応援しているが、今年はずっと調子上がらず。今シーズン限りで、通算243セーブで引退した阪神の藤川投手のこともあり、やはり名球会の250セーブという条件はかなり難しいのだな、と思わさせられたと同時に、中日にいた岩瀬投手の偉大さを感じさせられた。素人が言うのは簡単だが、山﨑投手はこんなところで終わる男ではないと信じている。来シーズンの復活を心待ちにしている。

その他、平良投手の成長や、倉本選手や井納投手の復活、ルーキー森選手の華のあるデビュー、大貫投手の二桁勝利、オースティン選手のインパクト、そしてエスコバー投手の毎年の馬車馬っぷりなど、見どころは結構あった。
逆にエースとして期待されていた今永投手の離脱(肩の手術)は心配だし、トミー・ジョン手術を受けた東投手も来年ちゃんと帰ってくるのか気になる。
あとは、退団が噂されるロペス選手。外国人選手でありながら、チームの精神的支柱。監督も変わるこのタイミングでは、残留して欲しいなあと強く願っている。

今シーズンはストーブリーグも楽しみ。まずは番長の新監督正式決定のニュースが最初ですかね。背番号18は変わらずなのかな…。

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